有働アナ『あさイチ』引退のウラで……“司会交代”で賛否さまざまだった芸能人3組
この4月から、NHKの情報番組『あさイチ』の司会に博多華丸・大吉と近江友里恵アナウンサーが就任した。3月末まで司会を務めていたV6・井ノ原快彦&有働由美子アナのタッグが人気だったため、ネット上には2人そろっての卒業を惜しむ声が多かったものの、フタを開けてみると新司会者たちに対しても「いいじゃん!」と、好意的な意見が多い。そこで今回は、同じように司会交代で各番組、芸能人に寄せられた視聴者の反応を振り返ってみよう。
「『笑点』(日本テレビ系)では、2016年に桂歌丸から春風亭昇太へと司会が引き継がれました。当時ギリギリ70代だった歌丸に対し、昇太は50代半ばとあって、『笑点』ファンの中には『若すぎるのでは?』と不安視する者もいたものの、いざ昇太の司会を目の当たりにすると『司会者なのにいじられキャラで面白い』『先輩たちの中でプレッシャーもあるだろうに、明るく爽やかに頑張っていて好感が持てる』などと、支持を得ていました」(芸能ライター)
一方で大ブーイングが巻き起こったのは、17年の『王様のブランチ』(TBS系)における司会交代である。同3月まで谷原章介&新川優愛が司会を務め、4月からはアンジャッシュ・渡部建と佐藤栞里にバトンタッチされたが……。
「まず、谷原も07年に寺脇康文から引き継いだ2代目男性MCでしたが、10年の間にすっかり定着し、卒業が発表された時点でかなり残念がられていました。そんな中、3代目に渡部が決定すると『渡部はお高くとまってる感じが嫌い』『もうこの番組見ないわ』などと見る前から拒否反応が続出。しかも、谷原は『ブランチ』の視聴者層が主に10代後半~20代後半であることから“世代交代”のために卒業を決断したと報じられていただけに、『渡部も同じ40代ですけど?』『谷原さんが卒業した意味は?』と、そもそも論的な疑問が飛び交いました」(テレビ局関係者)
また、新川に関してはもともと「司会向きではない」「へたくそ」と評判が悪かったが、佐藤は佐藤で「事務所“ゴリ押し”のイメージ」「わざとらしい笑顔がウザい」といった反感を持たれていた。
「そんな不評コンビで再スタートを切った『ブランチ』ですが、昨年10月には渡部の夏休み中に相方・児嶋一哉が代役で出演。本人は緊張していたものの、ネットでは『児嶋のほうが嫌味がなくて良い』『毎週児嶋にしてくれ』と、チェンジを熱望されていました」(同)
最後は、16年に北乃きいから『ZIP!』(日本テレビ系)の総合司会の座を受け継いだ川島海荷。北乃に続き、川島も女優ということで「『ZIP!』って女優枠設けてるの?」との指摘や、「川島は子どもっぽくて情報番組向きじゃない」「本業がパッとしないのに司会に抜擢されるって、典型的なゴリ押しだね」とも言われていた。
「その上、昨年10月発売の『フラッシュ』(光文社)が、川島と40代TBS局員の“手つなぎ写真”をスクープ。しかも、一部報道により相手が既婚男性だと発覚し、不倫スキャンダルに発展。ネット上でも『完全にイメージダウン』と呆れられ、『情報番組はもう無理だよね。3月の番組編成で降板かな』と予想する者も少なくありませんでした」(前出・芸能ライター)
しかし『ZIP!』はもちろん、ほかの番組でも同スキャンダルはスルーされ、川島も降板することなく現在も番組に出演している。「もみ消しかよ」「朝の情報番組にふさわしくない」という批判が続いており、「知らんぷりしてても、ネットでは永遠に“不倫女”って言われ続けるからな」と厳しい視線を向けられている川島は、いつまで“日テレ朝の顔”でいられるだろうか。