有働アナの退社報道は「フライング」だった!? 解禁前日に“ヤラカシ”が起きた内部事情
有働由美子アナウンサーが、3月31日付でNHKを退社していたことが明らかになった。人気アナだけに世間にも衝撃が広まる中、「彼女の報道をめぐり、マスコミ間では揉め事が起きていた」(スポーツ紙記者)という。
「V6・井ノ原快彦とともに司会を務めていた情報バラエティ『あさイチ』を卒業した翌31日には、有働アナが局からも去っていたとあって、ネット上には驚きの声が続出しています。実は、マスコミによる退社発表は4月4日に一斉に行うことになっていたのですが、前日の3日、あるメディアが情報解禁日時を破る“飛び降り”をしでかしてしまいました」(同)
『あさイチ』卒業報道時から、有働アナの今後には注目が集まっていたとあって、退社情報は極めて重要だったはず。それをフライングで漏らしてしまったのは……。
「“ヤラカシ”をしたのは新潮社のウェブサイト『デイリー新潮』です。NHKサイドから情報提供があり、4日朝の一斉解禁という話で決まっていたのに、なぜか『デイリー新潮』が3日夜に“飛び降り”たんですよ。先走りで配信された内容は、当然多くのネットユーザーの目に触れることに。記事はすぐに削除されたものの、SNS上では消されたページのURLが拡散され続けました」(同)
削除された記事には「今回の退社報道にはびっくりした人も多いだろう」という記述もあり、本来なら他社と発表の足並みを揃えるはずだったことがうかがえる。その後、「デイリー新潮」の“犯行”から少し遅れて、スポーツ紙の各サイトも有働アナ退社に関する、ほぼ同内容の記事を配信した。
「『デイリー新潮』の記事には、今月末発売の有働著書『ウドウロク』(新潮社)の宣伝も入っていただけに、“なぜすっぱ抜いたのか”また“なぜすぐ削除したのか”、意味不明です。同サイトは過去にもスポーツ紙を丸パクリして、関係者から苦言を呈されるなど、週刊誌のウェブ版の中でもトラブルが多い印象です」(同)
本のおかげで有働アナの情報がいち早く手に入る、という状況なのであれば、同社の「週刊新潮」などによる独自報道にも生かせるはずなのに、これでは有働本人からの信頼もなくしてしまいそうだ。