「伊野尾の映画にそっくり」キンプリ・平野紫耀主演作『honey』9位でジャニファン衝撃
5月にCDデビューするKing&Prince・平野紫耀が初主演を務めた映画『honey』が3月31日に公開初日を迎え、オープニング2日間の国内映画ランキング(興行通信社)で9位にランクインした。全国145館と小規模な上映とはいえ、この結果には関係者も意気消沈しているようだ。
同作は赤髪で不良の新入生・鬼瀬大雅(平野)が、ビビりでヘタレな女子高生・小暮奈緒(平祐奈)に突然プロポーズしたことから、物語が展開していく“鬼キュン”ラブストーリー。横浜流星、水谷果穂、SUPER☆GiRLS・浅川梨奈、佐野岳らが脇を固め、奈緒の叔父役はシンガーソングライターの高橋優が演じている。原作は、目黒あむ氏による同名コミックで、監督はHey!Say!JUMP・伊野尾慧とモデル・山本美月がW主演し、昨年公開された『ピーチガール』と同じく神徳幸治氏が務めている。
今作に寄せられたレビューを見てみると、「展開が早いと思う場面はあったけど、思っていた以上にまとまっていた」「平野くんが演じた鬼瀬くんの、不器用ながらも真っ直ぐな純愛が見ていて好ましかった」「全編通して前向きで幸せになれる映画」といった高評価が出ているが……。
「平野は、独特なハスキーボイスが特徴的です。しかし、その声質について『苦手だった』『あの発声じゃだめ』『声がおっさんみたいにカサカサで、気になって入り込めなかった』などと、辛口コメントも。『全てのキャストが演技ヘタすぎ! 特に主役の2人にはがっかり。監督もよくこれでOK出したな』といった、演技力への指摘も見受けられます」(ジャニーズに詳しい記者)
また、『ピーチガール』を手がけた監督の作品ということもあり、「デートシーン、曲の入れ方、ロケ地、エンドロールまで思いっきり『ピーチガール』とそっくりだった」「『ピーチガール』感が強すぎ」「ほぼ同じ場所を使って、ロケしてるところがある」と、作風に共通点を感じた人も。
そんな神徳監督は4月1日のインスタグラムで「鬼キュン映画『honey』公開2日目。無事に9回の舞台挨拶を終えました」と、ハードスケジュールを終えたと報告。映画ランキングの結果が発表された翌2日には、「鬼キュン映画『honey』公開1週目は9位でした。やっぱり悔しいですが、まだ始まったばかりです!観て損はないです!是非ご覧ください!!」と、綴っていた。
「一方、監督は昨年10月下旬に、うかつな発言でファンを失望させています。この頃、『honey』で共演した平野と平に、“交際匂わせ”疑惑が浮上し、ファンの調査によって、私物のTシャツやサングラスがお揃いだと騒ぎになり、神徳監督のインスタに『2人は付き合ってるんですか?』といった突撃コメントが寄せられる事態になりました。それに対し、『(映画を)観に来てもらわなくて結構です!』『観にきていただくて結構です。そういうことを宣言するために僕はSNSを始めたわけではないんで』(原文ママ)と、ピシャリ。『熱愛が事実かどうかより、そういう発言をした監督にガッカリ』と、作品にネガティブなイメージを持ったファンも少なくありませんでした」(同)
そんな中、同作の公式Twitterは、劇中で平野がCM出演する「ビタミン炭酸MATCH」の登場シーンがあることを明かし、4月3~16日まで、コンビニエンスストアのファミリーマート、サークルK・サンクスにて、「honey×MATCHオリジナル平野紫耀クリアしおり」の店頭プレゼントキャンペーンを実施することを告知。さらに、2日には「#映画honey」などのハッシュタグをつけてツイートするTwitterキャンペーンの「第8弾」の募集も開始し、映画を盛り上げている。
映画初主演作は、残念ながら9位のスタートを切った平野。今後は4月17日スタートのドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)に出演し、年内に2作目の映画『ういらぶ。』の公開も予定されている。CDデビューをきっかけに、高記録を出せる俳優に成長できるだろうか。