V6・井ノ原『あさイチ』卒業で、8年越しのタブー消滅!? 「裏かぶり規制」の中身とは
3月30日の放送で、V6・井ノ原快彦が“卒業”した『あさイチ』(NHK)。同じくラスト出演となる有働由美子アナウンサーが、声を枯らした状態で本番に臨むというハプニングにも見舞われたが、8年間の出演に、無事幕を下ろした。それと同時に、4月以降は、他局に存在した“タブー”の一角が、消滅するのだという。
番組がスタートした2010年3月以降、日本テレビとTBS、フジテレビ、テレビ朝日には、こんな“裏ルール”が課せられたのだという。
「井ノ原を始めとした、V6メンバーの“裏かぶりNG”です。ゲスト出演はもちろん、VTRや記者会見出席などさえ、原則的に他局の情報番組で取り扱うことができなくなってしまいました」(テレビ局関係者)
同時間帯に別のチャンネルに映ることは、テレビ界では知られたタブーだが、これが全メンバーに及んではたまらない。さらに14年には、TBSにもこんな変化が。
「現在放送中の『ビビット』の前身となる『いっぷく!』から、TOKIO・国分太一がメインMCを務めはじめたため、TOKIOメンバーも14年以降“裏かぶりNG”の措置が取られました。こちらの規制は井ノ原以上に厳しく、例えば長瀬智也がイベントに出演したとして、画面に見切れる程度映っているだけでも、NGが出るようになってしまったんです。そして、ジャニーズ事務所所属のタレントが、『ビビット』の放送時間帯に他局に出ることについても、プロデューサーがジャニーズサイドに確認を取らなければならないという、厳しいルールも課せられました」(同)
NHK、TBSの“2大裏かぶり”状態が長らく続き、他局には「ジャニーズを避ける」傾向がかなり強まってしまっていたのだとか。
「森田剛の結婚クラスの大ネタなら、何度も確認を取ってでも放送しなければなりませんが、ちょっとしたイベント程度だと、もはや面倒になってしまって、スルーに近い状態となってしまっている。『ビビット』には打ち切り説も出ているし、4月以降のジャニーズタブーは、軽減されていくことになるかもしれません」(同)
井ノ原の卒業により一角が崩れたものの、朝のニュース番組には、依然として“ジャニーズタブー”が続く状態。果たしてこれが解消されるのは、いつの日になるだろうか。