桜田淳子、59歳で芸能界復帰も「また宗教の広告塔?」と疑念や「そもそも誰?」の声も
歌手の桜田淳子が、3月27日に単独コンサート「マイ・アイドロジー スペシャル ~ありがとうのかわりに」を開催。本格的な芸能界復帰を飾ったが、ネット上からは「今さら感が半端ない」「見る影もないな」と冷ややかな声が向けられている。
1972年に『スター誕生!』(日本テレビ系)で第4代グランドチャンピオンの座を獲得した桜田。73年には“そよ風の天使”のキャッチフレーズでデビューし、3枚目のシングル「わたしの青い鳥」が「第15回日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞する結果を残した。
「桜田は人気絶頂時に、同学年の山口百恵・森昌子とともに“花の中3トリオ”として国民的な人気を博していました。その後、山口は芸能界から引退し、桜田も93年以降は引退状態に。今回、桜田が芸能界で本格復帰を果たしたとはいえ、25年の月日がたっていることから『本人のやる気はあっても、もう需要がないんじゃない?』『いまさら興味は沸かないな』『世間はもう必要としてないと思う。勝手に歌ってればいい』『年老いた昔のアイドルなんて、誰が見たいんだろ』とそっぽを向かれている状況です」(芸能ライター)
さらに桜田のイメージを悪化させてしまっているのが、宗教法人「統一教会」(現・世界平和統一家庭連合)への入信。92年には、当時の統一教会が行った「合同結婚式」に出席して信者男性と婚姻を結び、世間を騒がせた。
「統一教会は、脱会をめぐるトラブルや献金問題などが相次いでいたことから、教会に入信した桜田にも『霊感商法に関わっているのでは』と疑惑の目が向けられました。その疑念は今も根強く、桜田の本格復帰について、ネット上では『復帰といっても、広告塔として使われるだけのイメージ』『利益が教会に流れるシステムなのかな?』『何しに戻ってくるの? 歌謡界を汚さないでほしい』『まだ統一教会に入ってるのかは知らないけど、復帰するなら脱会宣言くらいはしないと』といった声があふれ返っています」(同)
70~80年代に一時代を築き上げ、90年代にセンセーショナルな話題を残して芸能界から去っていた桜田に向けられたのは、不信感だけではない。
「時代は変わり、桜田の影響力は明らかに薄れているのが現状です。“花の中3トリオ”の森は現在も精力的に活動を続け、山口は芸能界への復帰待望論が今もやみません。それに比べて、マイナスイメージが定着してしまった桜田は時代に取り残されてしまった感が強く、『正直な話、誰? というレベルなんだけど』『ニュースで取り上げられるほどの人なの?』と“桜田淳子を知らない”世代の声が多く聞こえるのが現実です」(同)
桜田の、“芸能界復活”への道のりは、極めて険しいようだ。