ポルノデビュー、2度の逮捕……ローレンス・フィッシュバーン娘、今度はセックステープ流出で「親父が気の毒」の大合唱
“第二のキム・カーダシアン”を夢見て19歳でポルノ女優デビューしたものの、鳴かず飛ばずでストリッパーに転向したモンタナ・フィッシュバーン(26)。昨年、飲酒運転で逮捕され、12カ月の保護観察処分を言い渡されたばかりの彼女が、プライベートで撮影したセックステープが流出した。タイトルからしてアナルセックスしているものと見られ、ネット上では、「絶縁しているとはいえ、父親であるローレンス・フッシュバーン(56)の心情たるや、察するに余りある」と同情が集まっている。
映画『マトリックス』シリーズのモーフィアスや、人気クライムサスペンス『CSI:科学捜査班』のラングストン博士など、クールな役が似合うとされるハリウッドの中堅俳優ローレンス・フィッシュバーン。そんなクールでコワモテなイメージを持つ彼を打ちのめす出来事が2010年に起きた。最初の妻で女優のハイナ・O・モスとの間に生まれた長女モンタナが、「有名セレブになりたいから、ポルノ女優になる」と宣言したのだ。
当時まだ19歳だったモンタナは、「キム・カーダシアンはセックステープで有名人になった」「ネガティヴな注目を集めたけど、彼女は前向きに進み成功を収めている。私が見習いたいのはそこなの。セックステープが流出してもポジティブな人間でいられる。今や彼女はポルノスターじゃないでしょ」と力説。10年8月に、チッピー・Dという芸名でハードコア・ポルノ女優デビューを果たした。
モンタナは自身のポルノ作品の内容に「満足している」と述べ、「誇りに思う」とまでいい切ったが、父親のローレンスは「本当に恥ずかしい」と大激怒した。モンタナは、米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」の取材に対して、「ポルノ女優になると宣言してから初めて父と話したけど、怒られちゃった。『大恥をかかせたな』『まっとうな人生を歩むまで、お前とは口をきかない』だって」「『ポルノで本名を使うなんて何を考えてるんだ』とも言われた」とあっけらかんと語り、「なんて親不孝な娘なんだ」と世間はローレンスに同情した。
また、ポルノ女優になる前に男性誌「PLAYBOY」にもアプローチをかけ、テスト撮影していたことが判明。オールヌードで撮影に挑んだのだが、“きれいなお姉ちゃん”を好む「PLAYBOY」には合わないと判断され、掲載は見送られてしまった。その写真が、ポルノデビュー後「話題性がある」として公開されたのだ。
キムもセックステープが流出した直後、「PLAYBOY」にセレブ枠として登場し、表紙を飾っている。モンタナはセレブ枠として撮影をオファーされたわけでも表紙を飾ったわけでもなく、過去にボツになった写真が公開されただけなのだが、憧れのキムと同じ「セックステープからPLAYBOY」というパターンになり、さぞかし喜んでいるだろうと話題になった。
しかし、彼女はキムとは全く異なる道を歩む。そもそもモンタナにはキムにはない、暗い過去があった。ポルノ女優になる前の09年11月に売春容疑で逮捕され、司法取引をして懲役逃れをしていたこと、10年2月には交際相手の元彼女の家に押し入りボコボコに殴ったとして暴行罪で逮捕・起訴されていたことが大々的に報じられる。