『99.9』にハマれなかった人の真意とは? 「松潤がキムタク化した」「法廷でギャグはNG」
ついに最終回を迎える『99.9‐刑事専門弁護士‐SEASON II』(TBS系)。嵐・松本潤扮する刑事事件専門弁護士・深山大翔が、「99.9%」といわれる“日本の刑事事件における裁判有罪率“の最後の0.1%に潜む真実を追求し、事件の全容を解明するリーガルエンターテインメントドラマの第2弾だ。シーズン1は全話平均視聴率17.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の人気作となり、続編にも期待の目が向けられていた。しかし、世間では回を重ねるごとに賛否両論がはっきりと分かれるように。そこで、同ドラマに「ハマらなかった」という男女100人につまらなく感じた理由を聞いてみた。(調査地域:全国/調査対象:年齢不問・男女/調査期間:2018年02月08日~2018年02月22日/有効回答数:100サンプル)
法廷モノでコメディ要素は不謹慎!?
香川照之演じる敏腕弁護士・佐田篤弘と深山の掛け合いも、同ドラマの見どころの1つ。オヤジギャグをはじめ、いたるところに小ネタが盛り込まれているが、ハマれない視聴者は違和感を覚えることの方が多かったようだ。
・明らかに狙っているオヤジギャグの取り入れ方や、同じ事務所内で深山と上司のコメディ的なやりとりが多すぎる。ワザとらしさがシーズン2に出てしまっている(30代/女性/個人事業主)
・このドラマはリアリティと不真面目が共存していて、この時間帯のドラマにしては不真面目な感じを受けたからです。もっとヒューマンドラマ風にしてほしかったです(40代/男性/個人事業主)
・真面目な展開の一方で、ちょこちょこ出てくるネタみたいなシーンがドラマの面白い展開を邪魔しているように感じ、見なくなってしまいました(20代/女性/専業主婦)
・ストーリーと関係ない小ネタが頻繁に登場するが、それが面白くないのでしらけてしまい、作品全体の評価を下げていると思います(40代/女性/個人事業主)
・わざとらしい演技や、わかる人にしかわからない小ネタは、かえって見ている人をつまらなくすると思います(40代/男性/正社員)
・ちょっとしたギャグシーンを過剰に繰り返し、テンポが悪くなってつまらないと感じる(20代/女性/正社員)
ヒロイン変更に馴染めず
シーズン1でヒロイン・立花彩乃を演じた榮倉奈々が、育休中のためシーズン2では最終回のみの出演に。シーズン2では、木村文乃演じる元裁判官の尾崎舞子がヒロインとなったが、馴染めなかった視聴者も少なくなかったようだ。
・前のシリーズとキャストがガラリと変わってしまい、続編という感じがあまりしないからです。メインキャストに尾崎が加わって、前シリーズとイメージがまったく変わってしまいました。前のシリーズの雰囲気が好きだっただけに、残念です(30代/女性/パート・アルバイト)
・木村文乃さんのリアクションが大きすぎて、真面目なドラマとして入り込めない(20代/女性/学生)
・木村が演じる尾崎に、「ウザい女」「好きなドラマなのに、尾崎がイラつくキャラで邪魔だな~」と思う(40代/男性/正社員)
・出演者の事情なので仕方なく、木村文乃にもまったく非がないことは承知していますが、榮倉奈々がいないのが物足りなく感じてしまいます(20代/女性/学生)
・新たに入ってきた元裁判官役の女優さんと、パラリーガル? 役の女優さんがあまり好きになれません。シーズン1の方が良かったなと感じます(40代/女性/専業主婦)
・ヒロイン役の設定がもう少し魅力的で、キュンとなるシーンがちょっとほしかった(40代/女性/パート・アルバイト)
・木村文乃の演技がヘタだと思います。もう少し、明るい女優さんを使うべきだと思います(40代/男性/公務員)
・シーズン1はおもしろかったが、榮倉奈々がいなくなって、ぐっと雰囲気が悪くなった。ギャグの切れも悪い。スタッフが妙に馴れ合いすぎて緊張感もない(50代/女性/個人事業主)