Kis-My-Ft2北山宏光、「舞祭組」コンサート演出に参加!? 本人は“否定”するも、関与が濃厚なワケ
Kis-My-Ft2の派生ユニット「舞祭組」の初コンサートツアー『舞祭組村のわっと!驚く!第1笑』が、2月28日に幕を下ろした。コンサート後には「完」と書かれた幕が降りてきて、ステージが終了するという演出があったそうだが、この文字について、3月7日深夜放送のラジオ番組『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)内でリスナーから質問が寄せられた。
舞祭組ツアーに参加したというリスナーから、「あの『完』という字は、もしかして北山(宏光)くんが書いたのではないですか? 『プレバト!!』(TBS系)で見る北山くんの字と特徴が似ていたので、もしかしたら、と思いました」と指摘が入ったのだ。北山はバラエティ番組『プレバト!!』で習字の才能を認められ、プロからもお墨付きをもらうほどの腕前を披露していることで、ファンの間では有名。この放送以前にも、北山が「完」の文字を書いたことを疑う声がネット上でチラホラ見受けられた。
このメッセージを紹介した舞祭組メンバーの横尾渉は、「これどうなんですか? これ、知らないっす」と、同じくパーソナリティを担当していた北山本人に問う。これに「書いてないっすよ!? 全然書いてないっすよ!」と慌てて否定する北山。極端によそよそしい受け答えに「こういう時本当ウソつくから、うちの北山さんは」と疑った横尾だが、北山は「ガチで書いてない!」ときっぱり否定。しかし横尾はあきらめず、「二階堂(高嗣)が(北山・藤ヶ谷太輔・玉森裕太と)つなげていきたいところあるじゃないですか?」と二階堂が北山にオファーした可能性に突っ込んで聞くも、北山は「ノー『完』です!」と否定し続けたのだった。
ここまで否定されると逆に怪しい気もするが、とにかく「完」という字は北山が書いたものではないらしい。しかし、『舞祭組村のわっと!驚く!第1笑』では、「まえあし」こと北山・藤ヶ谷・玉森との繋がりがいくつも隠されていたという。横尾も「ボクらずっと、舞祭組のツアーと言いつつ、(Kis-My-Ft2の)7人で回っている気持ちでやってましたよ」と告白するほどだ。
ラジオ内で横尾が明かしたところによると、舞台セットに描かれていた3体の鳳凰は、それぞれ藤ヶ谷のF、玉森のT、北山のKとイニシャルをかたどっていたそう。さらに横尾がコンサート中に使用していたギターには、3人のメンバーカラーが使われていたとか。横尾はラジオ内で「Kis-My-Ft2ありきの舞祭組」と語っていたが、その気持ちがステージのいたるところに表れていたのだろう。
一方、北山・藤ヶ谷・玉森の3人も「舞祭組を応援したい」という気持ちがあった様子。明言こそしていないものの、公演中に3人の連名で花輪が送られており、ネット上でも大きな話題になっていた。この粋な計らいは舞祭組メンバーもうれしかったようで、公演MCでは、二階堂が「帰りにお花をひとつひとつ見ていってください」とコメントしたというレポートもあった。
デビュー当時から“格差”と言われ続けていた、「舞祭組」と「まえあし」の関係。グループが二分しているようにも思えるが、今回の『舞祭組村のわっと!驚く!第1笑』を通して、彼らの“メンバー愛”は確かであることを感じさせた。この先も変わらず“7人のKis-My-Ft2”でいてほしいと願うとともに、「完」を書いたのは一体誰なのかと疑問が残る放送であった。