『海月姫』“尼~ず”が「クズすぎ」て視聴者激怒も……衝撃の展開で「感動の涙」のワケ
3月12日夜9時から第9話が放送される、芳根京子主演の『海月姫』(フジテレビ系)。視聴率は初回8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話6.9%、第3話5.9%、第4話7.5%、第5話5.3%、第6話5.0%、第7話4.9%、第8話5.0%と苦戦を強いられている。
同ドラマは、男子禁制のアパート「天水館」でオタク女子仲間、通称“尼~ず(あまーず)”と共同生活を送るクラゲオタク・倉下月海(芳根)が主人公。地味な私生活を過ごす月海だったが、“女装美男子”の鯉淵蔵之介(瀬戸康史)と出会ってから生活が急変する。そして次第に、蔵之介の弟である“童貞エリート”鯉淵修(工藤阿須加)を交えた三角関係へと発展していく。
第8話では、アジアでアパレルのセレクトショップを展開するカイ・フィッシュ(賀来賢人)が月海の才能に目をつけ、3億円の手付金で契約を持ち掛けてくる。しかし、その条件として、月海はシンガポールでデザイナーの勉強をしながら、カイの元で働かなければならない。
蔵之介が契約を断ったものの、町の再開発のために取り壊し計画が進んでいる「天水館」の売買契約が成立したと知った月海は、1人でカイ・フィッシュとの契約を結んでしまう。こうして月海は「天水館」を守るために自ら犠牲となったが、“尼~ず”はそれを知ったにもかかわらず、月海をあっさりと送り出す。そして、取り壊しの危機がなくなった「天水館」で、グータラな時を過ごすのだった。
「“尼~ず”の振る舞いに、ネット上には『こいつらクズすぎるだろ』『笑えないレベルのクズ』『マジでこのオタクたち腐ってるな』と怒りの声が続出しました。しかし終盤で、“尼~ず”は月海のためを思って送り出していたことが判明。結局、月海を呼び戻そうと動き出した“尼~ず”の姿に、視聴者からは『よかった、クズすぎると思ってびっくりした』『普通に感動して泣いちゃった』と安堵の声が上がっています」(芸能ライター)
第9話では、蔵之介や“尼~ず”から「帰ってこい」というメッセージを受け取った月海だが、「天水館」のためを思ってカイに従うことに。しかし、デザイナーが集まるサロンに参加してみると、月海のデザイン画はボロクソに言われてしまうのだった。
そんな中、倉庫で大量に売れ残った服を目にした月海。どうやらカイ・フィッシュは、売れなかった服を安売りしない主義のようで、残った服は全て燃やしているらしいのだ。その事実を知った月海は、彼のやり方に疑問を抱き始める。
「第9話の予告映像を見ると、社交性がまるでないニートの“尼~ず”たちがついに働き出すようです。月海のためを思って頑張って働くようで、次回も視聴者から感動の声が続出するかもしれません」(同)
果たして月海の運命はどうなるのだろうか。次回も見逃せない展開となりそうだ。