「話に集中できない」 松本潤『99.9』、小ネタの応酬が耳障りと大不評!?
3月11日夜9時から第8話が放送される、嵐・松本潤主演の『99.9-刑事専門弁護士- SEASON2』(TBS系)。視聴率は初回15.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話18.0%、第3話16.2%、第4話16.8%、第5話17.0%、第6話17.0%、第7話17.4%と高視聴率をキープしている。
裁判有罪率は99.9%とされる日本の刑事事件。しかし同作では、超型破りな若手弁護士・深山大翔(松本)が、残された0.1%の無実の可能性にかけ、自らが納得するまでとことん事実を追及。そして隠された真実を暴き、依頼人を救っていくというストーリーだ。
第7話では、深山の上司である佐田(香川照之)が、業務上横領幇助の容疑で逮捕されてしまう。佐田が顧問弁護を務めるオガタテクノロジーの社長・緒方(ヒャダイン)から、佐田の個人口座へ300万円の振り込みがあったことが逮捕の決め手となった。佐田は全く身に覚えがないらしいが、緒方が失踪しているために無実を証明することはできない。そこで、深山たちが佐田の弁護をすることになるのだった。
しかし、今回の裁判はどうも様子がおかしい。佐田がコメンテーターとしてテレビ出演した際、裁判官たちを批判するようなコメントをしたため、有罪にしようという不穏な動きが内部であるようなのだ。そんな不利な状況の中でも、事実を追及し続けた深山は、佐田の無実を証明することに成功。そして判決後、佐田は照れくさそうに感謝の言葉を述べるのだった。
「小ネタが多い同ドラマですが、第7話ではあまりにも数が多くて『話に集中できない』といった声が多数上がっています。定番のプロレスネタはもちろんのこと、漫画家の松本零士とメーテルのコスプレをした女性の出演。さらに名前ネタだけでも、佐田のことをゲスト出演のヒャダインにかけて“ヒャダ”と呼び間違えたり、イエス鷹巣クリーニングという店の登場、ゲスト出演した比嘉愛未の『コード・ブルー』(フジテレビ系)出演時の役名・冴島を匂わせる“冴島百貨店”などが登場していました。小物などではなく、言葉として小ネタを盛り込まれると、気になる人が多いのかもしれません」(芸能ライター)
第8話では、選挙を目前に控えた元文部科学大臣・藤堂正彦(佐野史郎)議員の選挙事務所で、毒物による殺害事件が起こる。事務所に送られてきた羊羹を食べた4人のうち1人が死亡し、1人が意識不明の重体になったというのだ。
その後、羊羹の送り主であるニシカワメッキ社長・西川五郎(おかやまはじめ)は逮捕・起訴されてしまう。鑑定の結果、羊羹に混入されていた毒物は、西川の会社が保有しているものと一致することが判明。さらに、西川には犯行に及ぶ動機もあることが発覚する。そんな状況の中、深山たちは西川の弁護をすることに。
「第8話の裁判では、裁判長を今期のドラマのラスボスと言われている川上(笑福亭鶴瓶)が担当するようです。予告映像では“深山が敗訴”と衝撃的なテロップがつけられており、最終回に向けて話が大きく進展するかもしれません」(同)
果たして、深山はどのように川上に立ち向かっていくのだろうか。見逃せない展開になりそうだ。