芸能
もう3年も経ってた

8.6秒バズーカー、テレビ出禁も「ギャラは若手の5倍」!? “反日炎上”のボロ儲け事情

2018/02/21 19:43
吉本興業オフィシャルサイトより

 2014年末から翌年前半にかけてブレークするも、“反日疑惑”により失速した8.6秒バズーカーが、今年になって騒動の謝罪と釈明を行った。ネット上では「今さらテレビには戻れない」と失笑されているが、関係者は「彼らはすでにテレビへの未練を断っている」と、話す。

「8.6秒バズーカーは、はまやねん&田中シングルの同級生コンビ。14年4月結成で、リズムネタ『ラッスンゴレライ』が話題になると、15年3月には吉本所属の芸人史上最速となるDVD発売および『なんばグランド花月』での単独ライブを行うほどの人気者に。しかし同年半ば、8.6秒バズーカーの“反日疑惑”が浮上したんです」(芸能ライター)

 当時、ネット上ではコンビ名の「8.6」という数字について「広島に原爆が投下された『8月6日』を意味しているのでは?」との指摘や、「ラッスンゴレライ」も「爆弾投下の号令『落寸号令雷』のことらしい」といったウワサが浮上。さらには、はまやねんが過去にTwitterで反日発言をしていたツイートも発見され、バッシングを浴びた。

「こうして瞬く間にテレビから消えた8.6秒バズーカーですが、今年1月、自身のYouTube公式チャンネルに投稿した動画の中で、『8.6秒』は『はまやねんの50m走のタイム』であり、『ラッスンゴレライ』も『何の意味もない思いつきワード』だったなどと説明。一方で、反日ツイートに関しては、大学時代に『政治的な発言したらカッケー!』と、知識もないまま発信してしまったものだと弁解し、謝罪しました」(テレビ局関係者)

 出演番組やスポンサーにクレームが殺到し、「テレビに出ちゃいけない芸人」という扱いになってしまった、とも語った2人。ネット上では、「またテレビに出たくて謝罪したのか」と批判されているが……。

「彼らはテレビに出演していないだけで、実は芸人としては安定している。地方営業は毎月それなりに入っていますし、ギャラも50万円クラスで、若手が10万円もいかないことを考えると、決して悪くありません。劇場公演もあるので、十分生活できる金額を貰っているはず。だから、『もうテレビ出演で稼ぐのは無理だ』と開き直り、動画でネタにすることで過去の騒動に“区切り”をつけたのでしょう」(同)

 “反日疑惑”騒動が渦中の頃は、実際に局やスポンサー、吉本にまで苦情の電話が掛かってくるような状態だったとか。

「局としても、スポンサーに迷惑のかかる可能性があるタレントは当然使いたくない。その状況を招いたのは、自分たち自身の振る舞いが発端ということで、深く反省していたようです。しかし、Twitterの発言は芸人になる前の投稿だし、強引すぎるとも思える“こじつけ”や悪意あるコラージュ画像まで拡散されていた状況には、本人たちも不服そうでした。あれから3年経過した今も、テレビで釈明する機会が得られないのだから、“反日”の印象も変わらない。今回の動画は『2人とも結婚して子どももできたし、テレビでの汚名返上は諦めて、もうちょっとコンビで頑張っていこう』という決意表明だったとみられます」(吉本関係者)

 身から出た錆とはいえ、炎上した過去は長く尾を引いてしまうもの。今後は地道に芸を磨くことで、“返り咲き”を果たせるだろうか。

最終更新:2018/02/21 19:43
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