KinKi Kids堂本剛、『金田一37歳の事件簿』実写化に前向き? 「せっかくだから、ボク読もっかな」
KinKi Kidsの2人が交互にパーソナリティを務めるラジオ『KinKi Kidsのどんなもんヤ!』(文化放送)の2月12日深夜放送回に、堂本剛が登場。1995年に剛が主演を務めた連続ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)シリーズの原作である同名コミックが、続編『金田一37歳の事件簿』(講談社)として連載をスタートさせたことについて、“意味深”なコメントをしていた。
リスナーから「『金田一37歳の事件簿』という漫画の新連載が始まりましたね」というメールが届き、これに剛は「ん~とね、始まっとんな~と思ってましたわ」と冷静な反応。リスナーから報告される前に、チェックを済ませていたようだ。“金田一少年”の20年後を描いた新連載には、剛なりに驚いてはいたようで、「今っぽく言うと、“クリビツ仰天”ですよね」とおどけながらも心境を語っていた。
現在38歳の剛は、「もう謎は解きたくないとぼやく、しがないサラリーマンの金田一37歳……ちょうどボクですね」と主人公の金田一に親近感を覚えているよう。剛は金田一を演じたことで、昨年7月に放送されたドラマ『ぼくらの勇気 未満都市2017』(日本テレビ系)をはじめ、さまざまな番組で一の名台詞「じっちゃんの名にかけて!」を言わされたと嘆いていたが、それだけ“堂本剛=金田一一”のイメージが広く浸透しているということだろう。
『金田一37歳の事件簿』の連載は始まったばかりだが、ファンとしては、剛が主演で実写化を期待してしまうだろう。しかし当の本人は、「でもボクね、髪切るんでね、仕事で(笑)。せっかくこれ今ね、金田一髪長いんですけどね~。切っちゃうからな~……それでもよければって感じもありますけども」と、近年トレードマークになっていた自身の長髪を切ると宣言。続編の金田一は長髪のため、役作りのことを心配しているようだ。
続けて「ボクやっぱり、なんか芝居してるっていうのが、好きじゃないっていうと語弊があるけど、得意ではないな。メンタル的に」と、演技の仕事にあまり積極的ではないと明かす。特にドラマに対し、あまり前向きではないようで、「映画とかやったら、まだパパパパパッとやって、そこだけ集中して、『お疲れ様でした~! もうなかったこと~!』って感じでできるんで、いいと思うんですけど」と語り、「まぁちょっとな~。今はもう耳のこともあるしな……。だから、どこまで機能するかね。左から『一ちゃん!』って言われてもちょっと聞こえてない可能性あるからな」と、昨年発症した左耳の突発性難聴についても、まだ不安が残ることを告白していた。
とはいえ、「剛に37歳の一を演じてもらうため」といっても過言ではない絶好のタイミングで連載が始まったことについて、「これ原作の方はどうなんですか? あの、狙ってきました? ボク、あててきてます? そこ知りたいっすね」と原作側の真意が気になる様子。もし本当に剛のことを“狙って”連載が始まっていた場合は、「なんとかしてボクも、応えなければいけなくなってくるよね。こんだけあてられてたら」と語り、ファンに期待を持たせていた。
最後に剛は「ただボク……もうちょっとで39(歳)ですけどね」とぼやくも、「これちょっとせっかくだから、ボク読もっかな」と37歳の金田一役を演じることに、まんざらでもない様子。はたして『金田一37歳の事件簿』は実写化に向けて動き出すだろうか……?