話題の恋愛本『男の本音の話をしよう。』に猛ツッコミ!? 今野杏南&岸明日香が本音で斬る
「自分磨きをしているのに愛されない」「付き合っても浮気される」「30歳を超えてモテなくなった」――そんな経験に心当たりはないだろうか? いや、自分にはない人でも、“すごく可愛いのに、なぜか恋愛がうまくいってない女友達”の1人や2人は思い浮かぶのでは?
「こんなに頑張っているのに、なんで?」――そんな悩める女性たちに向けて書かれた犬耳書店の『男の本音の話をしよう。~なぜか、恋がうまくいかない女性へ~』という恋愛How To本が昨今、話題となっている。今回はこの“男の本音100%”な赤裸々本を読んだグラビアアイドル・岸明日香さん&今野杏南さんに、率直な感想を聞いてみた。
“鼻毛”で女を振る男はどうなの!?
――お二人は普段、いわゆる恋愛本は読まれますか?
今野杏南さん(以下、今野) 結構読んじゃうかも。古本屋で「好きな人に送るメールテク」とか「モテる女になるには」みたいなのがあると、つい面白くて見ちゃいます。
岸明日香さん(以下、岸) 私は、雑誌にちょっとだけ載っている恋愛コラムとかをたまに読むくらいで、恋愛本をまるまる1冊読んだのは初めてです!
――この『男の本音の話をしよう。』は、読んでみてどうでしたか?
岸 面白かったです! 共感できる部分があったり、「これは違う」ってところもあったり……。「うんうん」ってうなずきながら、気が付いたら最後まで読んじゃっていました。
今野 確かに「うんうん」って感じで読んじゃった! ズバズバ言ってくるので、グサグサくる部分もありましたけど、これが男性の本音なんだろうなって。専門的な言葉や言い回しもないので、仲のいい人に言われているような感じで、すごく読みやすかったです。
――中でも印象に残った章はありましたか?
今野 あれが面白かった! 「13.フラれる理由は一つしかない」に出てきた、友人女性のエピソード。フラれた理由が「鼻毛がでていた」っていうやつ(笑)。「え? 男性は鼻毛で振っちゃうの? 好きな人の鼻毛ならよくない!?」って思いました。
岸 わかる~! 年齢にもよるのかもしれないけど、女の子は結構そういうの大丈夫だよね。好きな男性から鼻毛がでていても、逆に「可愛い!」みたいな。
今野 ね! 私も好きな人なら「切ってあげようか?」って気持ちになるくらいだから、別れようなんて全然思わないな。それが理由なんて、正直、心が狭いよね。
――本によると、「(鼻毛が)でていたのは一度や二度じゃなかったらしい」ですから、鼻毛自体が問題というよりも、文中にあるように「自分の問題点を直さずにそのままの自分を愛してもらおうなんてあまりにもワガママすぎる」ということなのかもしれませんね。
今野 あ~なるほど。“自分が何をしたのか”をしっかり考えて見つめなおせってことですかね?
岸 でも確かに、別れた後に相手のせいにだけしてる人って多いよね。自分の悪いところを把握している人はいいけど、全部を他人のせいにする人は成長できないから、また次の恋愛も同じことを繰り返してるイメージ……。
今野 それじゃ、やっぱり先に進めないよね。
――「男にフラれたら恨むより振り返ったほうがいい。この振り返る作業がいい女を作る」っていう言葉が、そういうことかもしれません。
岸 ですね。あ、でも、女子同士の会話に関しては、男性のせいにしていても許してあげてほしいな。女子同士でも強がっちゃう部分ってあるし、どうしても気持ちが治まらないときもありますからね。
男の浮気、女の逆ナン……男の本音は?
――では、共感された章はありましたか?
岸 「8.男の浮気は治らない」は、「確かに!」って思う部分が結構ありましたね。
今野 え~どこらへん?
岸 「気になる異性がいたら『今まで浮気したことある?』と質問すればいい。『ある』と答えたり口ごもる男は、浮気する人間の可能性が高い。『一度もない』と即答する男は、ポリシーを持ってる証拠だ。浮気しない人間の可能性が高い」ってところが、一番共感できたかも。男性は、浮気したことある人の方が多いと思うから、「したことない」って言うと、逆にうさんくさいなって、自分でわかってると思うんだよね。
今野 確かにほとんどの人が「前に一度だけ~」とか「昔は遊んでたけど今は落ち着いたよ」とか、“今はしてないアピール”はしても、“今まで一度もしたことない!”って断言する人は見たことないかも。
岸 だよね! だから実際「浮気しないよ」って即答できる人は、浮気しない気がする。私は信用しちゃう。
今野 「しない、しない」って言っても、する人が中にはいそうだから、そこは見極めないとだね(笑)。
――では逆に、「これはちょっと違うでしょ」と思った章はありましたか?
岸 「5.逆ナンする女は尊敬する」ですかね。逆ナンする女性に対して「尊敬する」「素直にうれしい」「明るい子だと感じる」とか書かれていて、「ウソだぁ!?」ってなりました。
今野 私も思った! 逆ナンされたら絶対引くよね?
――お二人は逆ナンしようとしたことは、ないですか?
今野 ないですね~。男性にナンパされるのも怖いですもん。
岸 私もないです。あ、でも「今ここで私が声をかけたらどう思うんだろう?」って考えたことはあるかも。
今野 それってどういう場面で?
岸 私、スーパーとかで男性がお惣菜を選んでいるところを見ると「この人は作ってくれる人がいないんだ……」ってなっちゃって、なんだかちょっと惹かれる傾向にあるんだけど、そういう人を見るとたまに思う。実際に声を掛けたら、絶対に気持ち悪いと思われるだろうから行動に移したことはないけど。
今野 これは男性スタッフさんに意見を聞きたいね。どうですか? 声掛けられたらどう思います?
――(男性スタッフ)怖いです(笑)。シチュエーションによるのかもしれないですけど、急に言われたら怖い。
岸 お惣菜を選んでいる時にナンパされたらどうですか(笑)?
――(男性スタッフ)ビックリしますよね(笑)!
今野 どういうシチュエーションならいいんですかね? 飲み屋さんとか?
――(男性スタッフ)まだ居酒屋ならわかりますね。男性でも人によるかも。うれしいと思う人もいると思います。
岸 そうなんですね……意外だ……。
「男が引くセックス」「遊びの女とのセックス」の本音
――犬耳書店では、記事ごとに「参考になった」ボタンがあり、参考になった数が一番多い章は「19.遊びか本気かはセックスでわかる」でした。ここに書かれている内容は、どうでしたか?
――犬耳書店では、記事ごとに「参考になった」ボタンがあり、参考になった数が一番多い章は「19.遊びか本気かはセックスでわかる」でした。ここに書かれている内容は、どうでしたか?
今野 やっと具体的な例がきたって感じですね(笑)! 「遊びの女とのセックス」と「本気の女とのセックス」について具体的に例を挙げてくれているから、「彼にどう思われているかわからない」って人も、どっちに当てはまっているかで答えが見つかるんじゃないかな? グレーゾーンで悩んでる子は読んだ方がいい! この「終わったらすぐ帰る」っていうのも、ヤバくない? 人間的にどうなのって思う。
――ほんとに「したいだけ」って感じですね。「20.男が引くセックス」も参考になった数が多いです。
今野 これも「ドン引きしたセックス」の具体例が出てますけど、やる気満々な女も、リードする女も、マグロな女もダメってめちゃめちゃ厳しいですよね(笑)。「マグロ女は嘘でもいいから声を出せ、演技をしろ」ってのも、ちょっとね。
――今野さんの不満が吹き出しましたね(笑)。
今野 まぁでも、書いてあることは結構極端だから「こんなことしないし!」って私は思っちゃうけど、確かにこれを見て「私ってそうかも」って思い当たる節があるなら直すべきかもしれないですね。
「私、実は重い女なのかも……って考え直した」
――この本の煽り文句に「あなたの恋の弱点がわかる!」と書かれていますが、読んでみて自分の恋の弱点は見つかりましたか?
岸 「14.重い女からは逃げたくなる」を読んでいる時が、一番心にグサグサきたので、多分私の弱点はここですね。重い女の特徴で挙げられている「すぐ怒るけど、言い返されると黙るか泣く」っていうところ。
今野 それはなんで? 言い返してもムダ、みたいな感じ?
岸 なんだろう……冷静になるために一旦黙ったり、感情が高ぶって言葉にならなくて泣いちゃったり。自分では重い女のつもりはなかったけど、思われてたかもしれないね。
今野 でも私もそうかも。自分でもめんどくさい女だなって思うときあるもん。
岸 だよね。女友達には「サバサバしてる」って言われてきたから、そう思って生きてきたけど、実は重いのかも……って、この本を読んで考え直しました。
今野 私も。好きになっちゃうと、どんどん好きが加速するから、被害妄想とか不安が出ちゃうんだよね。「今なにしてるんだろう?」ってなって、スケジュールを聞きたくなったりとか、ありもしないことを考えて勝手に落ち込んだりしちゃう。
岸 スケジュールを聞きたくなるの、めっちゃわかる(笑)。あと、この「重い女は“母親”を“彼氏”に置き換えていて、自立していない」っていう文章も「確かに!」ってなった。男性って、ちゃんと仕事してたり、家事ができたりっていう自立してる女性に惹かれる気がするから。
今野 だね~。頭の中100パーセント彼氏でいっぱい! ってなるより、お互いに趣味があって仕事があって自立してる方がいいのは間違いないね。
岸 男性は理論的、女は感情的ってよく言うし、感情的になりすぎるのはよくないってわかってるけど、なかなか難しいよね。
――今野さんはどこが弱点でした?
今野 う~ん……重い女もそうですけど、「17.立てる女は立てたくなる」には、ハッとしましたね。「こうしなよ」とか「なんでこれができないの?」とか、つい指示とか指摘とかをしちゃうから。よくないんだなって、自覚した。言い方って、本当に大事なんだって気づきました。
――(男性スタッフ)確かに、ここに書いてある“男の立て方”を実践できれば男なんて簡単に手玉にとれると思います(笑)。
岸 男性スタッフさん、全員うなずいてますね(笑)。私もこの本を参考にして、言い方に気を付けようって思いました。
――最後まで読んでみて、男性を見る目や恋愛観などは変わりましたか?
岸 勉強になる部分が多かったです! 1つの出来事でも、女性が思うことと、男性の観点て違うんだなって。ちょこちょこ「それは違うでしょ」って、意見したくなる部分もありましたけど(笑)。すれ違っていた感覚をうまくすり合わせられて、答え合わせできたような感覚になりました。
今野 あすぽんが言った通りですね。私も気を付けたいなってところを、具体的に確認できました。「そういえば私もこういうところあったな」って発見できたので、そこは直して気を付けようって思いました。今後恋愛する機会があればいかせたらと思います。
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「なぜか恋がうまくいかない」と悩んでいる人は、犬耳書店でこの本を読んでみると世界が変わって見えるかもしれない。
(ヨコシマリンコ)
・犬耳書店
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