吉岡里帆、「胸糞悪い」「イライラする」と批判続出! テレビ関係者は「危険」と懸念
吉岡里帆が今、猛烈に叩かれている。連続ドラマ初主演作『きみが心に棲みついた』(TBS系)での役どころに、女性視聴者からアレルギー反応が出ているのだ。
吉岡は本作で、子どもの頃から吃音気味で緊張すると挙動不審になってしまう“キョドコ”ことヒロイン・小川今日子を演じているが、SNS上ではその演技に対し「イライラが止まらない」「胸糞悪い」といった声が噴出。視聴率も9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、8.5%、8.4%、7.0%と低空飛行を続けている。
「このドラマは、下着メーカーに勤める今日子が、一見ぶっきらぼうだが根は優しい漫画編集者・ 吉崎幸次郎(桐谷健太)と、大学時代に彼女の心を支配していた、冷酷な先輩・星名漣(向井理)との間で揺れ動く三角関係ラブストーリーです。第4話現在、今日子は吉崎よりも星名に心が動いており、彼に翻弄される日々が続きます」(芸能ライター)
お茶の間からは、星名の気持ちをつかもうとする一生懸命さが、恋愛感情ではなく「依存心」からきていることに、「気持ち悪さ」を抱かれているようだ。
しかし、この性格は吉岡のものではなく、あくまで演じている役柄のもの。にもかかわらず、バッシングが生まれている状況を、テレビ関係者はどう見ているのだろうか。「25年前に起きたある現象が酷似している」と放送作家は指摘する。
「裕木奈江という女優の名を聞いて、ピンとくる世代は40代前後だと思います。当時、人気絶頂だった彼女がドラマ『ポケベルが鳴らなくて』(日本テレビ系)で演じたのが、緒方拳演じる妻子あるサラリーマンと不倫し、家庭を壊してしまう女性でした。これによって女性視聴者から“裕木憎し”の声が高まります。さらには、ささやくような声と男に媚びるような目つきも相まって、女性週刊誌がこぞって彼女をやり玉に挙げたのです。裕木は結局のところ、演じた役柄と見た目だけで『嫌いな女』にされて、生理的に受け付けないというムードが醸成されてしまいました」
それと同じようなことが吉岡にも起きているように感じると、同氏は話す。吉岡はブレーク当初から「あざとい」「男に媚びてる」とネット上でバッシングされていたが、「そこに今回の役柄への嫌悪感がないまぜとなり、過剰な批判につながっている印象があって、危険です」(同)。
ちなみに裕木はその後、ドラマでもゲスト出演が多くなるなど第一線から遠ざかったり、くしくも今期クールで、実に23年ぶりの連ドラ復帰を果たしている。一方、ようやくつかんだ連ドラ初主演でまさかのブレーキとなってしまった吉岡。今後、ドラマの推移とともにどんな評価を得ていくのだろうか?
(村上春虎)