Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔、目指すはV6森田&生田斗真! 「いろんな面を持つ男に」と目標語る
3月6日より上演される舞台『そして僕は途方に暮れる』で主演を務めるKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が、「BEST STAGE」2018年3月号(音楽と人)に登場。本作への意気込みを熱く語った。今回藤ヶ谷が演じるのは、周囲の人を裏切り、あらゆる人間関係から逃げる青年・菅原裕一。ヘヴィなストーリーが展開されることもあり、「BEST STAGE」のインタビューでは藤ヶ谷が背負う闇の部分にまで話題が発展した。
藤ヶ谷にとって約2年ぶりとなる外部舞台。「1人で戦地に向かうような気持ちになりますね」と、Kis-My-Ft2やジャニーズから離れて仕事をする時の心境を語っている。また個人の仕事は、改めてメンバーの存在を感じるタイミングでもあるという。
しかし、1人だからこそ得られるものも大きい、と続ける藤ヶ谷。『そして僕は途方に暮れる』は、作・演出を手掛けた三浦大輔が藤ヶ谷のイメージを反映させた新作になっているとか。なんでも、三浦と藤ヶ谷は今回が初対面だが、顔を合わせた際に三浦から「意外にジャニーズっぽくないんだね」「優等生ではない部分がある」と言われたそう。第三者から見た藤ヶ谷の姿が、そのまま菅原という役になっているのかもしれない。
そして実は、2014年に藤ヶ谷が主演した舞台『コルトガバメンツ~ハジメのハジマリ~』の演出家・田村孝裕にも「華やかな世界にいながらも寂しさを感じる」と言われたことがあるのだとか。学生時代からの友人に、「たまに横顔が寂しそう」と言われたエピソードを明かした藤ヶ谷は、「闇の中で光を探してるのかも(笑)」とコメント。アイドルとしての活動では見えない部分だからこそ、舞台上では逆に“闇”が映えるのかもしれない。
とはいえ、キラキラとしたジャニーズアイドルでありながら、人間の闇や陰の部分を表現していくことは相当難しいはず。その課題をクリアしている先輩に、藤ヶ谷は憧れを抱いているようだ。V6森田剛、生田斗真と俳優としても評価されている先輩の名前を挙げ、「僕もそんなふうに、いろんな面を持つ男でありたい」と語っている。
本作はアイドルとしての魅力だけでなく、人生の“渋み”も魅せられる表現者へと成長を遂げる、大きな一歩になることだろう。3月の幕開けが楽しみになるインタビューであった。