関ジャニ∞・村上、ジャニーズの重鎮に「潰された鼻くそみたいな扱い」受けた屈辱語る
多くのレギュラー番組を持ち、MCとして大活躍中の関ジャニ∞・村上信五。2月1日放送のラジオ番組『関ジャニ∞ 村上信五 ジャニーズWEST 桐山照史・中間淳太のレコメン!』(文化放送)では、デビュー前のジャニーズJr.時代に“嘘をついて仕事をサボった”という出来事を振り返った。
この日のラジオは、“嘘”にまつわるエピソードというテーマでお便りを募集。その中で紹介されたあるリスナーは、学生時代の部活で「おじいちゃんが死んだ」と言い訳して練習をズル休みしたところ、翌日の試合におじいちゃんが見に来て、すぐに嘘がバレてしまったとか。これを聞いた村上は「思い出した。俺、これと同じような嘘、1回だけついてるわ」「おばあちゃん殺してんねん」と、告白した。
まだJr.当時、大阪で村上は友人と「明日も遊ぼうぜ」と翌日の予定を決めた後、テレビ東京の番組収録が入っていることに気付いたそう。そこで、遊びの約束を優先するためマネジャーに電話をかけ、「おばあちゃんが危篤で……」などと説明したという。中間が「遊びたくてしゃーなかったんですかね?」と、その頃の心情を察すると、村上は「逃げたんやわ。もう、当時の振付師、めっちゃうるさかったやろ! めっちゃ嫌いやったんや!」と、ぶっちゃけた。
振付師の個人名こそ出さなかったが、中間&桐山も心当たりがあるのか、「あ~、そうですね」と、納得の反応。中間が「めっちゃ怒ってくるし」と情報を補足すると、村上は、
「“アイツに会いたくない”も(嘘をついた理由として)あったわ。で、『行かんでええわー』っていうて、1回嘘ついて。サボったん、16(歳)とかやったと思うわ~」
と回顧。桐山の「特に村上くんらの時代の方が、大変ですもんね」という同情にも、「もう当時はスゴかった! ずっと怒鳴っとったからな、あの先生」(村上)と返答し、桐山は「今はもうね、全然ですけど」とフォローを入れたのだった。
「“踊られへん”いうのもあったから。行ったら怒られるし。で、当時の関西のJr.の扱いなんか、もうホンマ、鼻くそみたいな。潰された鼻くそみたいな扱いだった。東京の、何べんも言うけど、Jr.との距離感とかも、今みたいなんじゃないからさ。仲良くなったJr.が(現場に)おったら、しゃべれるけど、行ってもホンマにしゃべられるやつもおれへんとかね。スタッフも『誰やねん』やから、関西のそんな……」
と、村上は若かりし頃の苦い経験を吐露。この話を受けて中間も「俺らの時もそうやったもんね。(関西Jr.の)楽屋がなかったですもんね」と明かし、「そうやろ? 廊下に荷物置いてな、ずっと立って待ってるとかな。そんなんやったから、なんかまぁ、いろいろ嫌やったんやろうな~。それが1回だけあったわ。うわ~、思い出したわ。あの時はホンマすみません!」と、懺悔したのだった。ちなみに、最終的には「おばあちゃんが危篤」の嘘は周囲にバレてしまったという。
3人の口から振付師の名前は出なかったが、番組を聞いたリスナーは「サンチェ氏ではないか」と予想している。サンチェ氏といえば、1997年に『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の企画でナインティナイン・岡村隆史がSMAPのコンサートに出演した際、厳しく指導にあたっていた人物。ジャニーズタレントがサンチェ氏のエピソードを語る機会は少なくないだけに、ファンの間でも有名な振付師だ。
そんな同氏に関しては、先日もA.B.C-Zメンバーが“理不尽な理由で怒られた”と、過去の思い出話で盛り上がっていたばかり。ラジオ『A.B.C-Z今夜はJ’s倶楽部』(NHKラジオ第1、1月30日放送)内で、「五関晃一はサンチェ氏に怒られたことがない」という話題が持ち上がったところ、五関本人が「怒られたことないですね~」「代々いるよね。そういう方たち。(嵐の)大野(智)くんもそうって言うもんね。大野くんも『怒られたことない』って」と、言及。塚田僚一が「まぁ、サンチェさんも“丸くなった”っていうのもあるんじゃない?」と見解を述べると、「昔は怖かった」(橋本良亮)「厳しかった」(五関)などと、一斉にサンチェ氏の“全盛期”を懐かしんだ。
また、戸塚祥太は「衣装のファスナー開いてただけで怒られましたから」と被害を告白。音楽番組『ポップジャム』(NHK)出演時の話のようで、サンチェ氏に「A.B.C-Zいないのか? 早く出てこい!」と言われ、急いで衣装を着て出たところ、「くるぶしのところ」のファスナーが偶然開いており、それを「オイ! 戸塚!」と、とんでもない剣幕で注意されたそうだ。「今となってはスゴい良い経験ですよ。あぁいう荒波で」(戸塚)「気が引き締まるよね、ピシって」(塚田)と語っており、彼らにとってはこの時代も貴重な財産になっているのだろう。
村上やA.B.C-Zメンバーの今の活躍は、こうした厳しいレッスンに耐えたからこそなのかもしれない。今後もサンチェ氏のJr.育成技術に期待したいものだ。