水嶋ヒロ「表現者」篠田麻里子「女優で統一」! マスコミ苦笑させたタレントの肩書
夏木マリがイベント出演した際に、自身の肩書について、ある“注文”を付けていたことが、一部芸能マスコミの間で話題になっている。過去にも芸能界では、自らの肩書に異様なまでのこだわりを見せたことで、炎上につながった事例が複数あるだけに、記者からは「またか」とのため息も漏れているそうだ。
夏木は2月1日、主演映画『生きる街』の完成披露試写会に登壇。その際、マスコミ各社に配布された資料の中には、「肩書についてのお願い」とする用紙が含まれていたという。
「なんでも、夏木は自身のポリシーで、『女優』という肩書を使用していないそう。そして『可能であれば肩書はナシでお願いします』として、どうしても必要な場合は、『歌手・俳優・演出家』または『プレイヤー』を使用してほしいとのことでした。どれを使用するかは都度、担当者に確認が必要で、かつ口頭で本人に対して『女優』と言うこともNGなどと、徹底している様子。よほど『女優』の肩書を嫌がっているようです」(テレビ局関係者)
なお、同試写会を伝える記事は、ほとんどが肩書ナシとなっており、「プレイヤー・夏木マリ」を使用したメディアは皆無だった。
一方で、夏木とは反対に「肩書は女優で統一」と強く主張し、ヒンシュクを買ってしまったのが、元AKB48の篠田麻里子だという。
「グループ卒業後、大きな話題になったのは、自身のブランド『ricori』の全店舗が突如閉店したこと、また本人がブログで『去年までアドバイザーとしてお手伝いしていただけに残念です』などと、“我関せず”のコメントを出して、ネットで炎上したことくらい。その後は、舞台や映画にポツポツと出演しているものの、事務所関係者がマスコミに対して、『元AKBは使用禁止』『必ず女優に』と強く要請したことで、『代表作もないのに』などと苦笑されていました」(スポーツ紙記者)
なお、篠田は当時レギュラーだった『PON!』(日本テレビ系)での肩書が、一時期『マリコ様』になっていたことも、一部で語り草となっている。
そして所属事務所を“突破”する形で、絢香との結婚・独立を強行した水嶋ヒロは、「表現者」なる肩書を一時期自ら使用していた。
「水嶋は、前事務所の圧力により、俳優業が絶望的になったものの、小説『KAGEROU』が『第5回ポプラ社小説大賞』を受賞するという、誰も予想だにしない“サクセス・ストーリー”を成し遂げました。その頃から、『表現者』という肩書を使用するようになったんです。しかし、このつかみ所のない肩書に対しては、世間やマスコミから『結局、何者でもないということでは?』といった声があふれてしまいました」(芸能ライター)
「表現者」や「プレイヤー」に次ぐ、唯一無二の肩書を使用する芸能人は、今後現れるだろうか。