亀梨和也『FINAL CUT』、復讐劇なのにスッキリしない展開に視聴者イライラ?
2月6日午後9時から第5話が放送される、KAT-TUN・亀梨和也主演の『FINAL CUT』(フジテレビ系)。視聴率は初回7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話6.5%、第3話6.5%、第4話6.5%と低空飛行を続けている。
同ドラマは、メディアの報道によって殺人犯に仕立て上げられ、自殺に追い込まれた母を持つ警察官・中村慶介(亀梨)が主人公。母親の自殺の発端となった女児殺害事件から12年がたち、慶介は母を追い詰めたワイドショー番組『ザ・プレミアワイド』の関係者たちに対する復讐を実行していく。
第4話では、カメラマン・皆川義和(やついいちろう)が慶介のターゲットに。12年前に皆川は慶介の自宅に押しかけ、執拗にレンズを向けて慶介の母を追いつめていた過去がある。そして現在も、ある子役の転落事件に対して強引な取材を続けていたのだ。
『ザ・プレミアワイド』は、何者かに押されたことが原因で転落事件が起ったと推測。すると皆川は、犯人だとうわさされる子どもをしつこく追い回すことに。子どもは必死に逃げたが、その途中で高所から転落し負傷してしまう。それでも皆川はカメラを回し続け、子どもに自分が犯人だと自供するよう迫る。そして、子どもに「押しました」と言わせると、皆川は満足そうな表情をしてその場を後にするのだった。
「今回も最終的に、慶介が捉えた皆川の致命的弱点の映像“ファイナルカット”を見せつけて脅迫。バラされたくなかったら、慶介に協力するよう言いつけていました。ネット上では、皆川が今までの相手と違って、子どもにけがを負わせるなど非常に悪質だったため、『普通にファイナルカットを公開して破滅に追い込んでほしい』『皆川は逮捕にまで持ち込んでよ』といった声が。これまでに脅迫された相手はその後も普通に仕事を続けているので、いまいちスッキリしないという人も多いようですね」(芸能ライター)
第5話で慶介は、12年前に起きた事件の犯人を慶介の母・恭子(裕木奈江)であると断じたのが『ザ・プレミアワイド』司会の百々瀬(藤木直人)だと聞き出し、ついに首謀者を突き止めることに成功。12年前、なぜ警察が発表するより先に百々瀬は恭子を犯人と決めつけていたのか、慶介は百々瀬の行動や経歴を洗い始める。
その矢先、『ザ・プレミアワイド』が好評企画の第2弾を突如中止した。この事態には何か裏があると考えた慶介は、番組プロデューサーの井出(杉本哲太)に理由を調べるように迫る。すると、慶介の上司である警察署の副所長・高田(佐々木蔵之介)と百々瀬が会食していることがわかるのだった。
「ネット上では、これまでにも高田が怪しいとの説が多く上がっていましたが、やはり事件に大きな関わりがあるようです。しかし第5話にして黒幕がわかるというスピード展開には驚きの反応も上がっています」(同)
果たして高田と百々瀬の関係とは、どんなものなのだろうか。