「他のグループ羨ましい」A.B.C-Z・橋本良亮、デビュー6年目の“失言”にファン失望
新ユニット・King&Princeが今春のCDデビューを表明し、Sexy Zoneは今夏の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを務めるなど、若手たちの活躍が目覚ましいジャニーズ事務所。そんな中、今年でデビュー6周年を迎えるA.B.C-Zの橋本良亮が、公式携帯サイト・Johnny’s webでグループに対する不満を示唆するような一文を書き、物議を醸している。
橋本の所属するグループはもともと、五関晃一、戸塚祥太、塚田僚一、河合郁人の4人で「A.B.C.」として活動を始め、その後2008年に橋本が加わり、A.B.C-Zに改名。以後はグループ随一の歌唱力を持つ橋本がセンターポジションを担い、12年2月にジャニーズ初のDVDデビューを果たした。
「現在のA.B.C-Zは、グループの冠番組『ABChanZoo』(テレビ東京系)があるものの、テレビ露出は今ひとつで、ジャニーズ勢が多数出演する音楽特番から外れる場合も少なくありません。CDや写真集の売り上げ面もヒットには程遠い数字が続いているため、ファンもかねてより不安を抱いていました。そんな中、1月30日に橋本は『えび☆ブロ』で、出演舞台『「蜜蜂と遠雷」リーディング・オーケストラコンサート~コトダマの音楽会~』の感想を振り返り、『もうすぐA.B.C-Zの誕生日だ』と、2月1日のデビュー日に触れ、続けて、『グループで飯でも行きたいなー。他のグループが羨ましい』とつづったんです。また、同舞台で歌った曲について、関係者の承諾をもらえれば『ソロライブで歌っちゃおー』と意欲をのぞかせたと思いきや、『今年(ソロライブが)あるか分からないけど』と一言添えていました」(ジャニーズに詳しい記者)
これを読んだファンは、「他のグループが羨ましい」という記述が引っかかったようで「羨ましい? 応援してるこっちも、他のグループが羨ましいよ。こんなセンター嫌だよ」「違うグループを羨ましがるはっしーの言葉に傷ついた」「みんなでご飯に行けるグループが羨ましいってこと? なにが言いたいの?」といった怒りの声が噴出。
一部では「はっしーは、きっと寂しいんだよ」「事務所は何も仕事くれないって思ってるってこと」「はっしーのモチベーションが下がってる。何もできなくて歯がゆい」とフォローするコメントも見られるが、以前からファンの間で橋本の発言が波紋を呼ぶことは少なくないため、“言葉が足りない”と感じる人もいたようだ。
「かつて橋本は、Hey!Say!JUMPの前身グループともいえるJr.内ユニット・J.J.Expressに入っていたこともあり、過去のテレビ番組で『Hey!Say!JUMPに入れると思ってた』と、こぼすなど、いまだに過去と折り合いがついてない様子も見受けられます。また、16年のソロコンサート『Summer Paradise 2016』では、『24時間テレビ』内のスペシャルドラマ『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』に、後輩であるジャニーズWEST・小瀧望が出演していたことを持ち出し、『俺もジャニーさんの“スペオキ”(特別に気に入られること)になりたい』とポロリ。この時は、橋本のあまりに無防備すぎる発言に、ファンの方が慌ててしまったとか」(同)
さらに昨年3月に、プライベートで親交のある関ジャニ∞・渋谷すばるのラジオ番組『関ジャニ∞ 渋谷すばるのスバラジ』(NACK5)にゲスト出演した際には、「A.B.Cみんな真面目だからね~」「俺、真面目じゃない。ってか、真面目じゃないから、その4人が真面目なのを見ると、イライラしてくる」と、告白。橋本としては、渋谷に伝わりやすいよう話したつもりかもしれないが、「イライラ」という単語がファンの間で波紋を呼んでしまった。
「ラジオやコンサート、ブログなど橋本の軽率なコメントには、もはやファンもなにを言っても仕方ない、と“あきらめムード”でしょう。グループのセンターが、メンバーやグループに対して否定的な発言ばかりしていたら、ファンも応援する気力がなくなって当然です。また、事務所は仕事を与えていない、と指摘されることもありますが、A.B.C-Zは先日、CDやDVDのプロモーションシーズンではないにもかかわらず、『週刊朝日』2月2日号(朝日新聞出版)の表紙を務めていました。事務所も露出の機会は与えていますし、“干している”というわけではないはず」(同)
今後は、King&Princeが新たにデビュー組に加わることで、露出の機会も減っていくことが予想できる。マイナスな言葉を吐き出すよりは、目の前の仕事を着実にこなし、ファンを増やす努力をするべきなのかもしれない。