「フォロー/フォロワーは全部見る」ダコタ・ファニング、インスタ裏アカでネットストーカー活動中
ダコタ・ファニング(23)がトーク番組で「インスタグラムにプライベートアカウントを持っている」と告白。そのアカウントを使って、誰が誰をフォローしてつながっているのか、知人に嘘をつかれていないかなどを調べていると明かし、ネット上を驚愕させている。ファンはアカウント名を推測しているが、判明する確率は非常に低いと見られている。
ダコタは幼い頃から子役として活動し、7歳で出演した『アイ・アム・サム』(01)で演じた娘役が大絶賛され、世界中を虜にした。田舎町で長年の性的虐待に苦しみ続ける少女を描いた社会派映画『ハウンド・ドッグ』(07)では、12歳で強姦されるシーンを演じて大論議になった経験もある。彼女の演技力は高く評価され続け、その後も『トワイライト』シリーズなどの人気作に出演。『アリーmy Love』などテレビドラマにも出演しており、天才子役として多忙な日々を送りながら成長した。
『ランナウェイズ』(10)では厚化粧をし、露出度の高い服を着てドラッグをキメ、クリステン・スチュワートとのキスシーンにまで挑戦し世間を驚かせたが、プライベートでは清楚で真面目。多くの子役がアル中、ヤク中になって転落する中で、同じく子役として活動していた妹エルと支え合ってきたおかげか、道を外れず、成熟した大人へと育っていった。
ダコタは今月22日から米TNT局で放送開始された新作ドラマシリーズ『The Alienist』に主要キャラクターとして出演中だ。軍事歴史家ケイレブ・カーの同名小説が原作の作品で、1896年のニューヨーク市で起きた凄絶な少年男娼連続殺人事件を、ニューヨーク市警と犯罪心理学者がタッグを組んで挑む物語だ。ダコタは警察本部の頑固な秘書サラ役を演じる。
ダコタは今月25日、この『The Alienist』のプロモーションのため、人気深夜トーク番組『Late Night with Seth Meyers』に出演した。ドラマで着る当時の衣装は素晴らしいけれど動きにくいし苦しくて大変なこと、彼女が演じるキャラクターはニューヨーク市警から役職を与えられた最初の女性で、ぐいぐい事件捜査に関わっていく積極的なタイプであることを楽しそうに説明した。
その後、司会者のセスは、「あなたは、インスタグラムにプライベート用のアカウントを持ってますよね?」と質問を放った。ダコタはニヤリと笑い、片方の肩をすぼめてみせる。そして「あなたはインターネット・ストーキングが得意だと吹聴していますけど、このインスタグラムのプライベートアカウントを活用しているんですか?」と聞かれると、「素性を明かさないで行動してるのに、バラすことになっちゃうじゃない!」と爆笑した。
続けて「インスタグラムを使ってどのようにストーキングしているのかを、ぜひ知りたくて」と問われたダコタは、「誰が誰をフォローしているのかはページのトップにあるけど、以前はフォロワー/フォロー中のリストはアルファベット順には並んでいなかった。今は“B”ってタイプすればBで始まる人が表示されるけど、昔は523人いたら、スクロールしながら全部見て探さなきゃならなかったのよね。でも、そうしないと繋がれなかったし」と弁解。セスは、よくわからないという顔で「あなたは一体何に繋がろうとしてるんですか?」「『インスタグラムで殺人事件発生! スクロールして捜査しなくちゃ』とでも?」と不思議そうに言って笑う。
ダコタも笑いながら「『あ、この人私に嘘ついてるんじゃないかな?』って直感する時があるじゃない? そんな時、真相を探りたくなるでしょ?」「誰かと会ったら、『この人、誰と友達なんだろう?』って知りたい」とストレートに明かし、「かなりゾッとするような行動だと思うけど」と自分で大爆笑。セスから「かなりってわけじゃないけど、ちょっとゾッとするよね」と返されていた。