ジャニーズに“コネチケ”は存在しない? 山下智久がラジオで「本人枠」を否定
山下智久がパーソナリティを務めるラジオ『Sound Tripper!』(1月23日放送、InterFM897)にて、ジャニーズアイドルならば誰しもが経験するだろう“あるある”について語られたのだが、その内容がファンから反響を呼んでいる。
接客業をしているというリスナーから、「よく『スマイルください』と言われて困っている」という旨のメッセージが。続けて、「山Pはジャニーズにいて、ジャニーズならではの言われることとか、聞かれることとかありますか?」という質問が山下に投げかけられた。
山下は「そうですね~」と少し悩んだあと、「『カウントダウンコンサート』のチケット取れる? ってよく聞かれる」とぶっちゃけ。そして「取れないっつうの! ……って思いながら。コンサートのチケットを、本人は取れないんですよ、残念ながらね」と、毎年年末に東京ドームで行われる『ジャニーズカウントダウン』のチケットについて、裏事情を明かしていた。
ファンクラブ会員でさえも当選しにくいことで知られる『カウコン』のチケットだが、山下はその事情もよく知っているようで、「やっぱり応援してくれるみなさんに見てもらいたいから、友だちとかに頼まれても、オレは(チケットを)取らない!」と宣言。「そのためにファンクラブに入って待ってる人がいるから、さすがにそれはできない」とも語っており、ファンを第一に思う山下の気持ちがうかがい知れた。また、他のアーティストのコンサートでは本人がチケットを取れるかもしれない、としながら「ジャニーズはそういうことやってないんですよね」と、山下のみならずジャニーズ事務所自体が“本人枠”を設けていないと語っていた。
このような“本人枠”のチケット・通称「コネチケ」は、昨年何度か話題になったことが記憶に新しい。というのも、2017年5月にNEWS手越祐也がプライベートで使用していると思われるLINEアカウントのスクリーンショット画像がネット上に流出し、「本当に申し訳ないのですが、事務所が今回のツアーから1人40枚とわけのわからないルールを作ってしまい、みんなに観てもらえないことになってしまいました」と手越が友人らに謝罪している文章が発見されてしまったのだ。
ジャニーズアイドルが出演するコンサートや舞台などに、家族や著名人が招かれるのは珍しいことではないが、「1人40枚」という数字に衝撃を受けたファンは多かった。そのため、手越は「必死にチケット取ってコンサート楽しみにしてるファンのことどう思ってるの? 腹が立つ」「ファンクラブに入ってお金出してチケット申し込んでも落選するのに……なんかバカバカしくなってきた」などとファンからバッシングを受けていた。さらにその直後、関ジャニ∞安田章大が自身の主演舞台『俺節』にタレント・辻希美らを招待したことが発覚し、こちらも炎上騒ぎに。
そんな経緯があっただけに、山下の発言を喜ぶファンは多いよう。ネット上には「山Pがファンのことを大事にしてくれてうれしいな~!」「『応援してくれるみなさんに見てもらいたい』っていう感覚を当たり前に持っていてくれる山Pが本当に好き!」「コネチケ渡しまくってるジャニタレに、今日の放送聞いてほしいわ(笑)」との声が上がっていた。
山下のファンでなくても、思わずときめいてしまいそうな名言を残した『Sound Tripper!』。これからも“ファン第一”の姿勢を貫いてほしいものだ。