ケガして速攻“お顔”チェック! クリロナ、顔面蹴られるも“自分大好き”でイジられる
実はクリスティアーノが顔をケガしたのは、今回が初めてではない。12年11月に行われた試合でレバンテのDFデビッド・ナヴァロの肘が左目に直撃し、観客が大ショックを受けるすさまじいケガを負っている。この時はそれでも試合に出続けてゴールを決め、「英雄だ」とたたえられた。
今回のケガも、彫刻のように美しく完璧な顔が血にまみれてしまい、ファンにはショックを与えただろうが、6年前のケガほどではない。しかし、クリスティアーノとしては「また顔かよ!」とムカついたに違いない。
「ナルシスト」といじられているクリスティアーノは、インスタグラムに自慢の肉体美や美しい笑顔、トロフィーを持つ自分、自身のブランドロゴCR7の写真などを投稿しまくっている。一緒に写っている人の表情がいまいちだったり、恋人が陰になってよく見えなくても、自分が美しく撮れていれば迷わず投稿。確かに自己愛が強そうだ。
また、彼はチームで集合写真を撮る際、かなりの高確率で爪先立ちして誰よりも背を高く見せようとすることで有名だ。メディアやネットで散々指摘されているのだが、やめる気配はない。「他人に笑われても、自分が見て『俺、イケてるじゃん』と楽しめれば、それで満足なのだろう」と陰口を叩かれている。
マンチェスター・ユナイテッドFCの監督だったサー・アレックス・ファーガソンは、15年に英大手タブロイド紙「デイリー・テレグラフ」の取材を受けた際、「私は、自尊心の高い人間は気にならないタイプなんだ。ロナウドが鏡の前に立ち、自分の体にうっとりする姿をしょっちゅう見ていたけどね。素晴らしい虚栄心だな! と思うだけで、気にならなかったね」と、クリスティアーノのナルシストぶりを暴露していた。チームメイトだったウェイン・ルーニーも「ロナウドは試合直前であっても、鏡に自分の姿を映してうっとりしていた」「彼以上のナル男には会ったことがない」と断言している。
15年に、スペインのマドリードにある蝋人形博物館でお披露目された微妙な蝋人形をクリスティアーノ自身は気に入り、「常にベストな状態であるように」と、月に1度、自身のスタイリストを派遣していると報道されている。「蝋人形の髪は人毛なんです。インドから取り寄せました。ロナウドは髪形が完璧であるようにと、スタイリストにメンテナンスさせているんですよ」という関係者の話が紹介され、「やっぱり自己愛が強い」と話題になった。
生まれ故郷マデイラ島フンシャルに建てられた股間が異様に膨らんだ銅像も、マデイラ島の空港名が自分の名前に改名されたのを記念して置かれた悪魔のような笑みをたたえるホラーな銅像も、彼は大満足していたと報道されている。
セクシー美女だと名高いモデルのイリーナ・シェイクは、クリスティアーノと5年間の交際を終えた後、スペインの雑誌「Hola」のインタビューで「彼と並んで立つたびに、自分が醜く思えて自信をなくした」というニュアンスの発言をし、同情された。
16年、クリスティアーノはスペイン紙「Mundo Deportivo」に対して「僕を嫌っている人は『横柄だ』『うぬぼれている』と批判するけど、それも成功の一部なんだよね。自分は、最高の存在になるために生まれてきたんだし」「他人の目を気ながら生きてはいけないよ。神様だって、世界中を満足はさせられないんだから」と発言。「神様と自分は同等とでも考えているのか!?」「ナルシストでも言っていいことと悪いことがある」と叩かれたのだった。
このように、数多くのナルシスト・エピソードを持つクリスティアーノだけに、今回の顔面iPhoneチェックに世間は大喜びし、「やっぱりね」「自分大好きだもんね」とネタにされてしまったのだろう。
クリスティアーノは、23日にはチームの練習に参加した。傷のほうは、ケガをした直後に発表された通り2〜3針縫っただけのようで、小さくサージカルテープを貼っているのだが、左目の周りが青あざになっており、ひどく腫れている。顔面を蹴られた衝撃はかなり強かったようで、ネット上では「目を直撃していたら失明しただろう」「流血よりも痛々しい」と、今度は一気に同情ムードに。
「蹴られた怒りをバネに、ゴールを決めまくってほしい」とファンは期待を高めているが、果たして!?