私立小に通う娘がスキー学校に出発! 子どもがいない4泊5日、心配性な親はなんと現地入り!?
4年生でスキー学校があるのはわかっていたので、3年生の時から、うちはパーソナルレッスンを2回ほど受けていましたが、案の定、ほとんどの子はスキー経験者で、級を持っている子が何人もいる状況でした。私立の親年齢は、小4で40代後半や50代前半はザラ。ちょうどバブル世代で、スキーが“男女の出会いの場”だった頃に、社会人だった人たちなんです。親自体がスキー大好きで、子どもにも3歳くらいからやらせていたせいか、普段、それほど目立たない子がめちゃくちゃ上級者だったり、楽しいスキー教室でした。
少しびっくりしたのは、荷物を事前にホテルへ送るのがルールで、帰りもホテルから自宅まで送ることになっていたこと。なので、当日昼に食べるお弁当とペットボトルだけ持たせればOKで、大荷物のために、親が学校まで送り迎えしなくても大丈夫でした(可愛い娘と4日も会えなくなるので、送り迎えしてしまいましたが)。ちなみに、私のプライベート旅行も、荷物は往復宅急便です。到着して大型ロッカーを探さなくていいし、何より新幹線も飛行機も身軽です。学校も合理的なのですね。
ケガなく、元気に帰ってきましたが、翌朝「頭がガンガンする」というので熱を測ったら38度超。なんとインフルエンザB型に感染してしまいました。志賀高原で熱が出なくてよかった! と思いつつ、予定は全てリスケ(泣)。やりたいことの3分の1もできない日が6日も続きました。赤ちゃん返りするし、ちょっとでも1人にさせると「寂しかった」と言うし、小4になっても大変なのですね。就学前だと、親は「6日間付きっ切り」と腹が括れるのですが、就学したら「熱が下がったから、用事を済まそう」となるわけなんですよ。しかし、実際はまだまだ子どもちゃんです。
角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では9歳の愛娘の子育てに奮闘中。