King&Prince、「マスコミ想定外」デビューの裏側――ジャニー氏が「ジュリーの反対を押し切った」?
1月17日、ジャニーズ事務所のKing&Princeが今春CDデビューすると発表され、「ファンだけでなく、音楽業界やマスコミ間でも衝撃が走っている」(音楽誌関係者)という。
平野紫耀、永瀬廉、高橋海人で構成されたMr.KINGと、岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹からなるPrinceという2つのジャニーズJr.ユニットが合体し、デビューすることになったKing&Prince。ジャニーズ事務所とユニバーサルミュージックによる新レーベル・Johnnys’Universeの第一弾アーティストとして、今春CDをリリースするという。
「同日開かれた会見には6人のメンバーが揃って出席し、今後の意気込みを語りました。また、彼らは、ジャニー喜多川社長から『YOUたち、デビューだよ』と告げられたことも明かしています」(同)
本人たちも17日の朝にデビューすることを聞かされたとあって、驚きを隠せない様子で会見に臨んだようだが、ネット上のファンも突然の発表に騒然となっている。
「業界にも激震が走っています。というのも、ジャニーズ事務所は2016年のSMAP騒動あたりから内部情勢が大きく変わり、藤島ジュリー景子副社長の台頭が注目を集めていた。17年6月発売の『週刊新潮』(新潮社)も、ジュリー副社長が事務所内での権力を握るようになったことを報じていました」(週刊誌記者)
ジュリー副社長は、ジャニー社長が「デビュー組を増やしすぎた」点を問題視しており、新規のグループはデビューさせない方針を取るとみられていたという。
「同5月発売の『週刊女性』(主婦と生活社)も、Jr.たちが内々に『もうお前らはデビューできない』という通達を受けていた、などと伝えていました。だからこそ、今回のKing&Princeのデビュー発表に、業界関係者たちが驚いているわけです。ただ、メンバーの1人・平野はジャニー社長の“オキニ”として知られていただけに、ジュリー副社長の反対を押し切って、デビューを実現させた可能性が高いですね」(同)
ジュリー副社長の意向とはかけ離れたデビューだったのかもしれないが、ジャニー社長の英断がファンを歓喜させているのは事実だろう。