KAT-TUN・中丸雄一、ファンの「解散して」要望に“完璧な回答”! 対応力に称賛続々
約1年8カ月の“充電期間”を経て、今年1月1日からグループでの活動を再開させたKAT-TUN。2016年3月に田口淳之介が脱退し、同年5月1日の東京ドーム公演をもってソロの仕事に専念していたが、昨年末の『ジャニーズカウントダウン 2017‐2018』で再スタートをファンに発表した。そんな中、グループの「解散」を願う一部ファンの意見に対し、グループの最年長・中丸雄一が厳しい言葉で苦言を呈したという。
KAT-TUNは06年3月に6人グループとして「Real Face」でCDデビューを果たしたが、亀梨和也とともに人気を引っ張っていた赤西仁が10年に脱退。13年10月には「度重なるルール違反があった」との理由から、ジャニーズ事務所が田中聖との契約を解除し、4人組に。さらに、16年3月に田口までもが脱退してしまい、残る中丸、亀梨、上田竜也はグループのあり方を見つめ直すためにも、同年5月からソロ活動期間に入っていた。
「3人はそれぞれ、ドラマや舞台などでさらに経験を積み、精力的に活動していました。昨年10月、中丸は自身が構成と演出を手がける一人舞台『中丸君の楽しい時間2』の公開ゲネプロが行われた際、『みんなも個人活動を充実させているので、個人的にはそろそろいっていい。同じ方向を向いていると思う』とコメントし、KAT-TUN始動に向けた準備に入っていることをほのめかしていたんです」(ジャニーズに詳しい記者)
そして、大みそかに東京ドームで開催された『カウコン』には3人でステージに登場し、ファンの前で活動再開を報告。1月期の亀梨主演ドラマ『FINAL CUT』(フジテレビ系)の主題歌「Ask Yourself」を担当しているほか、4月には東京ドームで3日間のコンサートを行う予定だ。3人でのパフォーマンスを待ちわびたファンにとってはようやく安堵の日々が訪れたはずだが、ジャニーズ公式携帯サイト・Johnny’s webの「中丸のページ」内にある連載に、ファンを騒然とさせるコメントが掲載された。
問題となっているのは、1月16日の更新記事。“ペンペン校長”こと中丸がファンのお悩み相談へ応じる「校長室コーナー」に、「今のKAT-TUNファンのレベルと質が悪い」「今のままで復活されても嬉しくないから解散してください」というストレートな意見が寄せられた。
「これに対して中丸は、『自分の質というのも、考えたことがあるか?』と、一言のみ回答。それを読んだファンからは、『中丸くんの返し、最高にかっこいい』『あの質問を選んで、完璧な回答ができる中丸くんは、やっぱり天才』『質問主への特大ブーメラン』と、対応力に称賛の声が上がっています」(同)
一方で、「『ファンのレベルと質が悪いから解散しろ』って。これ送った人、何様だよ」「ファンのレベルと質が悪いのは、彼らのせいじゃなくてファンの問題じゃん。それを本人に『解散して』と言うなんて……」「お悩み内容はちゃんと事務所にチェックしてもらいたい」と、質問主や相談をそのまま通した事務所側に疑問や不満を抱いたファンも少なくないようだ。
「中丸は昨年12月13日更新の同ページでも、『KAT-TUNに限らず』という前提で、『同じグループのメンバーを批判する人のことをどう思うか』と問われた際、長文で返信しています。昨今の情報社会において、ネットリテラシーが身についていない10~20代などが、他者の間違った情報に踊らされてしまうケースもあると持論を展開し、『(批判するような)残念な考え方の人は、一定数いることは仕方がないのかもしれない』と理解を示しました。その上で、グループの存在意義とは、応援してくれる人たちの心や生活を『ほんの少し楽しく、豊かにすること』だと明言したんです」(同)
ジャニーズのファンといえば、グループではなくメンバー個人のみを応援する“オンリーファン”の存在が昨今目立っており、KinKi Kidsでは堂本光一だけを支持するファン、堂本剛のみのファンが、それぞれ対立関係となっているようだ。
「KAT-TUNも亀梨のオンリーファンがネット上でさまざまに発言して荒れたり、脱退したメンバーと、現メンバーのファン同士で内紛がある様子です。中丸はそんな状況を察知しているようで、『メンバーのことでファンが小競り合いするんじゃないよ』とつづったこともあります」(同)
中丸の回答を見る限り、ファンは揉めることなく“楽しみながら応援してほしい”と、願っているのだろう。活動再開にあたり、「解散して」という過激な要望を送ったファンの狙いは知るよしもないが、アンチとも受け取れる質問が今後も届き続けると、中丸の心労が心配だ。メッセージの検閲など、事務所側の対応にも期待したい。