高知東生、清原和博、ASKA……シャブで捕まった芸能人たちの“執行猶予ライフ”を調査!
「薬物の使用は身を滅ぼす」。そうとわかっていても手を出してしまう人は多いが、それは芸能人であっても変わりはない。有名人の薬物事件はワイドショーを賑わせ、いつまでも“前科”として本人に付きまとうことに。これまでにも多くの有名人が世間を騒がせてきたが、当事者たちは今どうしているのだろう。
最も記憶に新しいのが、2016年6月に薬物使用で逮捕された俳優・高知東生。高知は、横浜で愛人女性と覚せい剤を使用して現行犯逮捕され、当時の妻・高島礼子が謝罪会見を開くことに。8月には2人の離婚が成立し、9月に懲役2年・執行猶予4年の判決を受けることとなった。
「高知は、エステ店をオープンしていましたが、逮捕後は赤字経営に陥り、店を畳む運びとなったようです。また、12月21日に放送された『ノンストップ!』(フジテレビ系)に、高知を支援しているという俳優の岡崎二朗がVTR出演し、『高知は反省しきりで、芸能界復帰を勧めても、執行猶予中であることを理由に頑なに拒んでいる』と話していました。16年12月に新恋人の存在が報じられた際には俳優復帰を目指しているとの報道もありましたが、“愛人発覚と薬物使用”というダブルスキャンダルでどこも高知を使いたがらず。高知が歌手デビューを目指しているという話もあるものの、『執行猶予中』を建前にして、オファーがないというのが実情なのではないでしょうか」(芸能ライター)
甲子園、プロ野球界で大活躍し、現役引退後もタレントとしてメディアに登場し続けるなど高い人気を誇った清原和博も、薬物で身を滅ぼした1人。
「16年2月に清原が逮捕された際には、現役選手時代から薬物使用を疑われていたことが明らかになり、芸能界だけでなくプロ野球界に激震を起こしました。清原は覚せい剤取締法違反容疑で懲役2年6カ月・執行猶予4年の有罪判決を受けていますが、今年6月からはスポーツグラフィック誌『Number』(文藝春秋)でタイトルを『告白』とした連載を開始。深夜に1人で甲子園球場を訪れたことを明かしたほか、逮捕時に交際していたとされるバツイチ女性と結婚意思があることにも触れています。9月には元楽天監督・デーブ大久保が清原の近況を明かしており、それによるとデーブが経営する居酒屋を訪れた際にはアルコール類ではなくウーロン茶を注文。また、週1回の薬物依存治療を行っているとも語っていました」(同)
アーティストとして長年活躍を続けながら、覚せい剤取締法違反による逮捕で多くのファンを裏切ったのがCHAGE and ASKAのASKA。
「14年に逮捕されたASKAは、懲役3年・執行猶予4年の判決を言い渡されました。16年には薬物の使用を疑われて2度目の逮捕となりましたが、このときは証拠不十分で不起訴処分。現在も執行猶予中です。高知や清原に比べるとASKAは精力的に活動を続けていて、2月には活動自粛後の初テレビ出演となる福岡のローカル番組『ももち浜ストア 夕方版』(テレビ西日本)に登場。生中継でバラード『FUKUOKA』を熱唱しました。同月にはアルバム『Too many people』を発表してオリコンチャート初登場7位、10月には『Black&White』をリリースして同じく初登場6位をマークしています。今なお人気を誇る一方で『執行猶予中なのに』と批判の声もあります」(同)
一度失ってしまった信頼はなかなか取り戻せないもので、それがクスリ絡みとなればなおのこと。二度と薬物には手を出さないでほしい。