セックステープ流出寸前! 女性ラッパーのカーディ・B、「ならば」と自ら公開セックスの展開
「Bodak Yellow」が大ヒットし、2017年を代表する女性ラッパーとなったカーディ・Bが全裸でおしりを振りまくる動画が流出した。カーディは、この動画を流出させたのは自身の婚約者の元カノで、iCloudをハッキングしたのだと大激怒。「流出する前に見せてやる」とセックスしている様子をSNSでライブ配信するなど、とんでもない展開になっている。
今年売れに売れまくったカーディは、ニューヨークはブロンクス出身の24歳。ストリッパーからラッパーへと転身し成り上がった彼女は、壮絶な人生を歩んできた。
学生時代、付き合っていた男に夢中になり、学校を退学して彼が母親と暮らす家に転がり込んだところ、DV男に豹変。スーパーのレジ打ちで週200ドル(約2万2,600円)ぽっちの金をちまちま稼いでるだけではいつまでたっても逃げられないと、大金を稼げるストリッパーになった。稼いだ金で大学に入ったが、また男ができて、今度は「いつも一緒にいなかったら、ほかの女とやっちゃいそうで」「勉強してる場合じゃない」と中退してしまう。つまるところ、男でダメになるタイプの女である。
カーディは、嘘はつかないキャラクターでもある。米「VLADTV.com」のインタビューで、「ストリッパーする前は自分の体に自信があったんだけど。ストリップクラブで働き始めたら『もっとおっぱいがデカくないと、稼げないじゃん』って思うようになって。で、ホッククラブ(売春斡旋をするような店)で働き始めたら『もっとおしりがデカくないと稼げないじゃん』って。だから、おっぱいとおしりをデカくした」と美容整形手術を受けたことや「ストリッパー時代は、生理の時も構わず踊った」と赤裸々に告白。
努力のかいあって人気ストリッパーになった彼女は、ニューヨークの有名クラブから引っ張りだこで、さらにインスタグラムで人気者となる。セクシーな写真や動画を投稿するだけでなく、アンチが現れれば容赦なくかみつく動画が最高におもしろいと、猛犬のような性格の彼女に夢中になる男たちが急増した。インスタグラムのフォロワー数は増え続け、メディアからも注目されるように。15年9月にはニューヨーク・ファッションウィークのランウェイを歩き、同年アーティストのMVに出演を果たす。この年の終わりには米VH1局の人気リアリティ番組『Love & Hip Hop New York』シーズン6への出演がオファーされたことから、「リアリティ番組スター」になろうと決意し、ストリッパーを引退した。
番組でもムカつく共演者たちに容赦なく殴りかかり、人気はますます上昇。ギャングスタ・ビッチ・ラッパーとしてアルバムをリリースしたところ、これが大ウケで、カーディは今度はラッパーとして成功をつかもうと決心する。そして今年2月に番組を降板し、6月にリリースした「Bodak Yellow」が爆発的なヒットに。98年以降、初めて女性ラッパー単体として全米1位を獲得するという歴史的な記録を樹立。デビュー後の全3枚のシングルが全米トップ10入りするという音楽史上初の偉業も成し遂げ、押しも押されもせぬ大スターとなった。