「パクリ」「ぼったくり」と非難の嵐! “副業”ブランドで失敗した女性芸能人たち
モデルの藤田ニコルが、オリジナルファッションブランド「NiCORON」の立ち上げを発表。2018年2月、SHIBUYA109に1号店をオープン予定とのことだが「名前がちょっと恥ずかしい」といった苦言だけでなく、「崩壊への一歩を踏み出してしまったか」との指摘も上がっている。というのも、過去にブランドを立ち上げ、失敗した女性タレントが数多くいるからだ。
「元AKB48の篠田麻里子は、2012年にファッションブランド『ricori』を立ち上げ、プロデューサー兼デザイナーに就任。当時AKBの大人気メンバーだった篠田がブランドを立ち上げたということで大きな話題になりました。しかし、『ricori』の服に対して『HP見たけど、全てのアイテムがダサすぎる』『リボンタイツ4,000円って高すぎでしょ』といった声が続出。さらに、ブランドのロゴにパクリ疑惑が浮上して猛バッシングを受けました。結果、悪い意味で注目を浴びた『ricori』は、13年冬にオープンしたルミネエスト新宿の第1号店がわずか1年5カ月で閉店。この早期撤退ぶりは、芸能人がブランドを立ち上げた際に引き合いに出されることも多く、今なお語り継がれています」(芸能ライター)
さらに、モデルや女優として活躍する佐々木希も、10年に自身のブランド「Cotton Cloud」を立ち上げていた。
「佐々木は自らデザイナー役を買って出るほど力を入れていたようですが、『Cotton Cloud』は立ち上げから2年で撤退しています。佐々木はブランド撤退についてオフィシャルサイトに、『次のステップに進まなくてはいけないこの大切な時期に、芸能活動とデザイナーのお仕事の両立がだんだんと難しくなりました』といった直筆メッセージを発表。芸能活動に専念する旨を明らかにしました。しかし『Cotton Cloud』は設定価格が高いことに加え、デザインにも不評の声が。また、佐々木のメッセージに『なぜ素直に失敗したと言えない』『演技がヘタなんだから、ブランドに専念すればいいのに』といった手厳しい声も上がっていました。わずか2年でブランドを畳んでしまった佐々木ですが、今年5月にはワンマイルウェアブランド『iNtimite』の立ち上げを発表しています」(同)
また、モデルでタレントのダレノガレ明美は、今年11月末にTwitterを更新して「私、ダレノガレ明美は株式会社CAROを設立。アパレルブランド『CAROME.』を発表します」と、ブランド立ち上げを報告している。
「ダレノガレのブランド立ち上げ報告には『オシャレなイメージまったくないのに』『意識が高いのは尊敬するけど、あまりカッコいいスタイルだとは思えない』『すごいなー。そんな自分の名前にブランド力があると思ってるのか』『篠田麻里子の二の舞になりそう』といった辛らつな声が相次いでいます。ただ、そんな厳しい声が上がった『CAROME.』ですが商品自体は人気のようで、オンラインショップに並ぶピアスやTシャツ、トレーナーなどは全てソールドアウト状態。幸先の良いスタートを切ったようです」(同)
タレントのブランド立ち上げの成功例には梨花、パイオニアには若槻千夏がいるものの、タレント業と掛け持ちしての“副業”は、やはり難しいようだ。藤田、そしてダレノガレはブランドを長期的に展開できるのか注目したい。