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2017年もフジ大爆死! 『セシル』『櫻子』『大貧乏』連ドラワースト3の“明らかな敗因”

2017/12/29 15:00
『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)公式サイトより

 フジテレビの凋落が報じられて久しい。2017年も、プライムタイム(午後7時~11時)放送の民放連続ドラマ(テレビ東京を除く)において、平均視聴率ワースト3位はフジテレビ系ドラマが独占。苦しい状況は、まだまだ続いているようだ。

「ワースト3位は、4~6月期の日曜午後9時に放送された、観月ありさ主演『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』。同作は観月にとって、26年連続・30本目の連ドラ主演作になったのですが、平均視聴率5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と悲惨な結果になりました。原作はアニメ化(TOKYO MXほか)もされた人気同名小説(KADOKAWA刊)だったものの、観月演じる主人公・九条櫻子は20代半ばの設定。当時40歳の観月がその役を演じるには無理があったようで、視聴者からは『完全にミスキャスト』『原作の年齢に合った女優を起用すべきだった』『昨年アニメを見ていたから違和感しかない』といった不評の声が飛び交う事態に。結局初回の6.9%から中盤までなだらかに視聴率を下げ、4%台を記録することもありました」(芸能ライター)

 ワースト2位は、『櫻子さん~』と同じ枠で前クールに放送されていた、小雪主演の『大貧乏』。平均視聴率は4.9%という大コケに終わった。

「『大貧乏』は、会社の倒産によって“大貧乏”に転落した七草ゆず子(小雪)が2人の子どもに支えられながら、会社倒産の裏側を暴いていくストーリー。小雪のフジ連ドラ初主演作として注目を集めていたのですが、貧乏という設定に無理があったようで『貧乏人に、小雪のようなサラサラツヤツヤのロングヘアのケアはできないと思う』『節約を考えたら、まずは髪を切るべき』などのツッコミが巻き起こりました。初回7.7%を記録したものの、第2話では4.4%まで数字が下落。また、回数を重ねるごとに“貧乏要素”が減りシリアスな展開が増えていったのですが『タイトルとお話が合ってなかった』『ホームドラマとしても、シリアスドラマにしても、全てが中途半端』と不評だったようです」(同)

 この『大貧乏』を抑えてワースト1位を記録したのが、7~9月期の木曜午後10時に放送された真木よう子主演『セシルのもくろみ』で平均視聴率は4.5%だった。

「初回放送に先駆け、主演の真木はTwitterを開始して同作を宣伝していましたが、結果は大爆死。視聴者からは真木に対して『演技とガリガリ具合が悪目立ちしてる』『こんなに演技へたくそだった? 主役がこれって大丈夫?』『最終回までに太った方がいいと思う。圧倒的に魅力を感じない』などネガティブな感想ばかり上がっていました。また『原作を読んだけど、主人公の雰囲気が全然違う。私が原作者だったら怒ってるレベル』『原作が好きで見たから、なんか残念。主人公はもっと地味でおとなしいイメージだったけど、ドラマだとガサツでうるさい感じ』『原作通りにすれば良かったのに……。全然ハマれないし、もう見ない』といった声も。初回放送直後から主演・脚本にブーイングが相次いだのが爆死の原因でしょう」(同)

『めちゃ×2イケてるッ!』や『とんねるずのみなさんのおかげでした』など、長寿バラエティ番組を終了させる大ナタを振るったフジテレビ。ドラマにも何かしらの改革があるのだろうか。

最終更新:2017/12/29 15:00
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