稲垣吾郎の新CM決定も、“古い地図=SMAP”ネタに「複雑」「涙が出る」とファン傷心!
12月19日、稲垣吾郎が収納サービス「サマリーポケット」のイメージキャラクターに就任したことが発表された。公式ホームページに稲垣の姿があるだけでなく、動画サイト「YouTube」でPR動画も配信中。さらに、今後はテレビCMの放映も予定されているようだ。
約4分のPR動画は、稲垣が「このところ“ごちゃついてる”ことがあったので、心機一転“スッキリ”したいですね」とインタビューに答えるところから始まり、稲垣の部屋を再現したセットで実際にサービスを体験するといった内容。本や洋服が大量に置いてある物置部屋を整理するため、すぐには使わないものを専用ボックスに詰め、「サマリーポケット」に預けるのだが、その際に稲垣が、東京の“地図”を見つける。そして「あ~……この辺の“古い地図”も送っちゃおうかな」とぼやき、共演者の阿部祐二リポーターが「そうですよね、“新しい地図”があれば十分ですもんね!」と反応。稲垣はこれに「うまい」といって笑顔を浮かべる……といった一幕があった。
もちろんこれは、今年9月にジャニーズ事務所を退所した稲垣・草なぎ剛・香取慎吾からなる「新しい地図」にかけた“ギャグ”。冒頭で稲垣が「このところ“ごちゃついてる”ことがあった」などと話していた場面も、SMAP解散騒動を彷彿させる狙いがありそうだ。そんな新CMについてファンは、「キレイ好きな吾郎さんにピッタリなCM! 阿部さんとのやりとりもおもしろい」「『ごちゃついてることがあった』とか、『古い地図』とか、ネタにしちゃってるあたり強い(笑)」「ごちゃついてたから心機一転! な吾郎さんにクスッと笑いました」とおおむね好感触のよう。
しかし一方で、「古い地図はもういらないのか……SMAPファンとしては複雑な感じ」「ちょいちょい挟むネタがギリギリだな~。『古い地図も送っちゃおうかな』は、なんだか涙が出てきちゃうかも」「セリフなんだろうけど、さすがにこれはどうなの……一般層にはウケるかもしれないけど、ファン的には悲しいよ」との声も。“古い地図=SMAP”と解釈するファンは多く、それを“いらないもの”として扱われていたことに、傷心してしまっているようだ。
実はこの“古い地図”ネタ、17日に放送されたバラエティ番組『THE MANZAI 2017』(フジテレビ系)でも登場していた。若手からベテランまで約20組の漫才師が登場する番組で、爆笑問題が『NHK紅白歌合戦』にまつわるネタを披露していた。その中で、太田光が「NHKの交渉はしぶとくやりますからね。未だにSMAPに交渉してる」「『“古い地図”として(出演してほしい)』と言ってるらしい」とボケ、これに田中裕二が「“新しい地図”だよ!」とツッコむ流れがあったのだ。爆笑問題のネタの中では、“古い地図=SMAP”として扱われていたことがわかる。
このネタも、ファンの間では賛否が分かれており、「さすが爆笑問題! ぶっこんでくれてありがとう!」「“古い地図”なんて太田さんしか言えないよなあ~不器用だけど本当に優しい人だと思う!」と喜ぶ人もいれば、「SMAPは古い地図だとネタにされて、ファンも笑うようになってしまった。悲しくて悔しい」「バクモンさんに悪気が無いのはよくわかるけど、今回のは笑えなかったな」と複雑な心境になるファンも少なくなかった。
SMAPといえば、メンバーが起こした不祥事や解散騒動を“自虐ネタ”として昇華させ、ファンを笑わせてきた過去がある。しかし、今回の“古い地図”ネタに関しては、まだ神経質になっている様子。新しい環境での活動に邁進していきたいのだろうが、もう少し冷静になってファンの反応を見たほうが良いかもしれない。