ファン歴10年「ジャニーズ事務所に絶望。今はプロゲーマーを応援してる」【SMAPロス取材】
香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の3人による「新しい地図」の活動が活発化する中、依然としてSMAPロスを嘆くSMAPファン、ジャニーズファンも少なくない。
今回登場してくれたのは、28歳、SMAPファン歴約10年のC子さん。ジャニーズでほかに好きなグループはA.B.C-Zだという。
――SMAPファンになったのは、どんなきっかけでしたか。
C子さん(以下、C子) 好きになったのがいつからかとか、きっかけとか、思い出せないくらい。SMAPは生まれた頃からずっと当たり前にありましたから。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)も、ドラマもずっと見てましたし、草なぎくんの『僕が生きる道』(同)などは毎週見ながらボロ泣きしてました。木村(拓哉)さんの『HERO』(同)も大好きでした。ドラマに影響されて、検察官を目指すべく法学部がある学校へ進学を考えたほど。結局、別の進路を選びましたが(笑)。
――コンサートなどの“現場”には?
C子 逆に「SMAPはいつでもテレビにいた人たち」だったから、コンサートなどにわざわざ足を運ぶわけではなかったんです。コンサートに行ったのは結局、2013年の『Mr.S “saikou de saikou no CONCERT TOUR”』が最初で最後です。今思うと、なぜ行かなかったんだろうと、本当に悔しくて。ファンクラブに入ったのも、コンサートに行くためで、それで1回権利を使って終わり。まさかそれが最後になるなんて、思ってもみなかったから。
――SMAP解散をどのように受け止めましたか。
C子 正直、SMAP解散については、いまだに実感がわかないんです。ずっとあったものが、突然「終了です」と言われても、何のことやら? という感じで。SMAPの場合、5人で出ていた番組も『SMAP×SMAP』だけで、嵐みたいに5人でずっと一緒にいるグループでもなかったですし、ここ数年はコンサートも2年に一度だけ。ジャニーズのカウントダウンライブなどにも参加していなかったですし、「解散」と聞いても、あまりピンとこなくて。
――それがなぜ、ロスに?
C子 ロス状態を自覚したのは結構最近で、A.B.C-Zの『ジャニーズ伝説2017』を観劇したときでした。ジャニーズの歴史を振り返る映像の中でSMAPのコンサート映像が流れてきて、笑顔で歌っているメンバーの姿を見たらたまらず、号泣してしまったんです。これまでフワフワした気持ちで、なんなら解散はダメージにすらなってないと思っていたんですが、SMAPが「なくなったこと」、この先5人で歌って踊って笑っている姿が見られないことが、自分にとってこんなにつらかったんだ……と、そこで実感しました。