『ドクターX』は駄作? 大門未知子が大嫌い? 否定派100人に「どこがつまらないか」を大調査
2012年から5回にわたりシリーズ化されてきたドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)が、「私、失敗しないので」という名ゼリフのもと、数々の重症患者の命を救い、医療界にはびこる金と欲、そして権力争いにも鋭くメスを入れるという痛快ストーリーだ。第1期から、平均視聴率19.1 %(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得し、第2期からはほぼ毎話20%を優に超える視聴率を叩き出す、大人気シリーズに。そして今年の10月、満を持してのスタートとなった第5期も20%超を連発している状況だ。
まさに“国民的ドラマ”といっても過言ではない『ドクターX』だが、一方で「どこが面白いのかわからない」「どんどん面白くなくなっている」と語る者も存在している。そこで今回は、『ドクターX』に否定派の人々100人を対象に、どういった点がつまらないのかを調査し、その結果をまとめた。(■調査地域:全国■調査対象:年齢不問・男女■調査期間:2017年11月07日~2017年11月21日■有効回答数:100サンプル)
■どんなに波乱な展開でも結果が同じじゃつまらない
シリーズものには避けて通れないマンネリ感。やはり同作でも多くの人がワンパターン化に飽きを感じ始めていた模様。展開が読めてしまうのは、やはり面白みに欠けるのかもしれない。
・反ヒロイン派の医師など登場人物の役割の構図がいつも同じで、話の流れがワンパターン化して結末が読める(40代女性/正社員)
・ストーリーの展開が毎シリーズワンパターンでマンネリ化した。大門先生が本当に失敗するなど、新しい展開があると良いかも(30代女性/無職)
・毎回ワンパターンな展開がいい加減飽きてしまいます。院内のドロドロもつまらないと思います。もう少し人間ドラマが見たいです(40代女性/専業主婦)
・お決まりのパターンになっているから。プロットが面白ければ見るかもしれないが、手術をテキパキやって失敗しないという単純な設定に興味を覚えない(40代男性/専業主夫)
・そもそも医療系のドラマは、やりつくされているので新鮮味がない。パターンが似ている(20代男性/学生)
・いつもいつもワンパターンなので、いいかげん飽きてきました。「私、失敗しないので」のセリフも聞き飽きました(50代男性/正社員)
・毎回お決まりのパターンで飽きてしまいました。医療の描写においても、現実味がないのでつまらないです(40代男性/個人事業主)
・毎回決まったストーリー展開であること。一方では、それが醍醐味と感じる人もいるのでしょうが(20代女性/学生)
・性格の悪い外科医がなんか毎回同じ感じ。同じ病院だからしょうがないけど(20代女性/無職)
・医療ドラマのはずなのにズレたところで話を展開しているし、ネタも使い回しで既視感があってマンネリ(20代女性/学生)
・今まではとても面白いと思っていました。が、続編はやらないと言いつつやるなど、有り難みがなくなった。そして、単純にもう飽きた(20代女性/パート・アルバイト)
・シリーズを通じて見ていますが、失敗しないことが前提で手術をやっているのでリアリティがない。『水戸黄門』みたいに似たストーリーの繰り返しになっている(40代男性/個人事業主)