『X-メン』シリーズ監督、少年への性的虐待疑惑が膨れ上がり、ついにハリウッド追放か
同時期、以前より「ハリウッドはペドフィリアばかり」だと声を大にしてきた元・名子役のコリー・フェルドマン(『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』ほか)が、「ハリウッドのペドフィリアを暴露するドキュメンタリー映画を作る。6人名前を挙げられるが、そのうちの1人はとてつもない権力者だ」とぶち上げ、製作のために必要な1,000万ドル(約11億円)をクラウドファンディングで求める活動を開始する。すると、この「権力者」とは、ブライアンのことではないかと臆測が飛び交った。
31日、20世紀フォックスがブライアンのプロダクション会社と契約を更新しなかったことが報じられると、「業界内でも見切りをつけ始めたのでは?」とうわさされるようになる。そして11月1日、今度はジャスティン・スミスという男性が、ツイッターで「2000年に彼氏からブライアンを紹介されたんだけど、いつも『ちんこ見せて』『おしり見せて』ってうるさかった」「ブライアンはハイになると、こうなんだって」「50~70代のラリった男たちと16〜17歳以下の少年たちが5~10人くらいでパーティーするんだよ」「ブライアンはいつもオレとやりたがって、『「X-メン2」に出させてあげる』なんて言われたけど、オレはいつも『ノー』って拒否ってた」などとブライアンの悪事を次々と暴露投稿。ブライアンのツイッターアカウントは大炎上し、閉鎖に追い込まれた。
11月10日になると、人気ドラマシリーズ『ER 緊急救命室』でブレークしたアンソニー・エドワーズが、ゲイリー・ゴダードから性的暴行を受けてきたことを告白。ゲイリーといえば、14年にブライアンを訴えたイギリス人男性に、最初に「ブライアンを紹介する」と接触してきたプロデューサーだ。
12月1日になると、ブライアンがイギリスのロックバンド・クイーンの伝記映画『Bohemian Rhapsody』の現場に無断で来なくなっており、撮影が中断していると報じられる。4日、20世紀フォックスは「ブライアンをクビにした」と発表。ブライアンは5日に「両親の健康状態が理由で、どうしようもなかった」と弁解したが、「白々しい」という反応が大半だった。
そして今月7日、米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」が、ある男性が「17歳の時にイラマチオを強要された上、レイプされた」とブライアンを提訴したことを報じた。