「クソCMが」「auの三太郎なら見たい」ソフトバンク“白戸家”映画化が大不評!
12月9日より、SoftBankによる人気テレビCM「白戸家」シリーズを60分にまとめた映画『白戸家の10年 the CMovie』が上映される。CMの映画化という斬新な試みには、「どんなものか、ちょっと見てみたい」「なかなか面白いことするなぁ」と期待する声もちらほら。しかしそれ以上に、ネット上では大不評を買っているという。
同映画は「白戸家」シリーズの10周年を記念して制作された作品。「新宿バルト9」や「梅田ブルク7」など各地の映画館で上映され、料金は一律1,000円となっている。公式サイト上では出演者の特別映像が公開されており、上戸彩は「私たちにとっての宝物」「みなさんの心に届くといいな」と語っていた。
「10年続いた『白戸家』シリーズですが、最近では終了を仰々しく匂わせるようなCMを制作して『滑ってる』『痛々しい』と話題になっていました。また『最近飽きてきた』という人も多い中で、まさかの『有料でCMを見せる』という試み。これには『あの駄々滑りなクソCMが映画化? 正気か? とっとと終わってくれ!』『白戸家の映画化とか、わけわからん』『これを上映して何のメリットがあるのか』などといった声が続出しています。ちなみに公式サイト上の特別映像では、竹内涼真が『果たして映画館で見る意味があるのだろうか』とコメント。杉咲花もわざとらしい泣きの演技で映画を紹介した後に『まだ見てないんですけど』という台詞を披露しており、世間の反応を予測して公式が露骨にハードルを下げにきている印象を受けます」(芸能ライター)
何かと叩かれがちな「白戸家」シリーズ。ストーリーに連続性のあるCMの先駆けとして人気を獲得してきたが、最近は他社に押されつつあるようだ。
「劇場映画化への大不評を受けて、SNSなどでは『ちょっと前は一世を風靡していたソフトバンクのCMだけど、最近はauの猛攻に押されちゃってるんじゃないの?』と指摘する人も。auは金太郎(濱田岳)、桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)を中心に世界観を広げていくテレビCM『三太郎シリーズ』を放送して人気を博しています。同シリーズは桐谷の『海の声』や菅田将暉の『見たこともない景色』など、CMで俳優が披露した楽曲も大ヒット。そのためネット上では『白戸家よりも三太郎シリーズの方が映画館で見たい』『三太郎とか鬼ちゃんとかの映画作ってほしいなぁ……』『どう考えても三太郎シリーズの方が映画向きで面白そう』といった声も寄せられてます」(同)
「ペプシの桃太郎を映画化しようぜ! 小栗旬のやつ」「日清のサザエさん映画化してほしい」との意見も聞こえているが、10年目に突入した「白戸家」シリーズは今後どのような展開を見せるのか、注目していきたい。