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[ジャニーズ・メディアの裏側]

飯島氏、「文春」に激怒!?  元SMAP「パラサポのギャラ」記事めぐる“謝罪文公開”の舞台裏

2017/12/08 12:00
先の利益は見据えておきたい

 12月7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に、同誌が以前報じた元SMAP・稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)のスペシャルサポーター就任に関する記事について「謝罪文」が掲載された。これに対して、マスコミ関係者からは「文春」の“思惑”が指摘されているという。

「パラサポの応援サポーターといえば、2015年に就任したSMAPが思い浮かびますが、昨年のグループ解散に伴ってこれを辞退。その後、稲垣らはジャニーズ事務所からも退所しているものの、同財団は今年11月15日、3人のサポーター復帰を発表しました」(スポーツ紙記者)

 すると、同月22日発売の「文春」は、3人が「ジャニーズ時代の半額のギャラでサポーター復帰を果たした」などと伝えた。

「3人は独立後、SMAPの元チーフマネジャー・飯島三智氏と合流し、新事務所・CULENのバックアップを受けて活動しており、同誌はパラサポの“半額契約”も飯島氏の提案だったと報道。ところが、今回の誌面には、財団やCULENから当該記事が事実に反しているという抗議があったとして、編集長名義での『お詫び』を掲載。Webに配信していた同記事も、全て削除されています」(同)

「文春」と元SMAPといえば、今年4月に香取の「隠し子疑惑」を報道。この時、香取本人が全否定したものの、その後同誌からは反論も謝罪もなかった。また、5月にも公開前の「週刊新潮」(新潮社)の中吊り広告を入手し「ネタを盗み見していた」と騒動になったが、こちらに関しては文藝春秋社長が新潮社サイドに謝罪したものの、誌面上ではまるで「なかったこと」扱いされている。それなのになぜ、今回ばかりは誌面で謝罪を行ったのか。

「謝罪文を読んだだけではわかりませんが、問題視されたのは“ギャラ半額”の部分。パラリンピックサポーターはボランティアであると公表されており、『そもそもギャラなど存在しない』というのがCULEN側の主張のようです」(テレビ局関係者)

 こうして「文春」は謝罪に至ったが、その文章が“編集長名義”だったことにも、深い理由があるようだ。

「ここでCULEN側に誠意を見せたのは、『飯島氏や3人とのパイプを築きたい』という思惑からでしょう。もし成功すれば、今後3人や飯島氏のインタビュー、あわよくば手記の出版まで、全週刊誌が熱望する企画が実現可能ですからね」(同)

 たしかにこれがかなえば大金星だが、「文春」決死の謝罪は、果たして実を結ぶのだろうか。

最終更新:2017/12/08 13:26
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