『めちゃイケ』、「数取団」復活で12.1%!! 絶賛の裏で「日馬富士思い出す」「まずくない?」の声
12月2日に放送された『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のスペシャル番組で、第1部が平均視聴率8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部が平均視聴率12.1%という高い数字をマーク。ネット上では、番組の内容に対して「なんだかんだ“めちゃイケ”は面白い! 特番でもいいから継続してくれればいいのに」と絶賛の声が上がっている。
11月4日の放送内で、来年春の“放送終了”を発表した同番組。ファンからは悲しみの声が上がりつつも、巷ではオワコン化が囁かれていたのだが、今回は「抜き打ち期末テスト」や「単位上等! 爆走数取団」といった人気企画が放送され、視聴者を大いに笑わせたようだ。
「『抜き打ち期末テスト』は、メンバーが“英語”や“国語”などのテストに挑戦する企画。過去の放送では、よゐこ・濱口優が、芥川龍之介を“あふたがわ龍之介”と書き間違えたりと、珍回答が話題になりました。しかし同番組の打ち切りに伴い、同企画は今回の放送が最終回。視聴者からは『抜き打ちテスト面白すぎる! これこそが“めちゃイケ”に求められてた笑いだよ!』『このコーナーだけは不定期でも続いてほしい』と惜しむ声が続出しています。そして『爆走数取団』は10年以上前に放送されていたコーナーで、暴走族に扮したメンバーが“数取りゲーム”で勝負。数の“単位”を間違えた人が罰ゲームで“関取り”に突き飛ばされるのですが、初っ端からナインティナインの岡村隆史が数メートル吹っ飛ばされるなど、その体当たりっぷりは健在でした」(芸能ライター)
岡村以外にも、「爆走数取団」では多くの芸人が“関取団”に突き飛ばされた。博多華丸・大吉などの体を張るイメージのない芸人も関取りにタックルされ、原口あきまさも“浴びせ倒し”でノックダウン。一昔前の放送回を彷彿させるノリに視聴者からは歓声が上がったものの、中には難色を示す人もいたようだ。
「同企画には『“ブンブン”って掛け声が懐かしい』『めちゃイケでこの企画が一番面白いと思う』といった絶賛が上がりました。しかしその一方で、『横綱が暴力沙汰で大変なことになったばかりなのに、これはまずくない?』という指摘もあり、11月29日に引退した日馬富士の暴行問題を連想させるという声が相次ぐことに。一応、同企画は一方的に吹っ飛ばされるのではなく、“取り組み”という形を取っているものの、日馬富士の一件だけでなく、“かわいがり”と称した暴力行為も過去に問題となった角界だけに、視聴者も微妙な心持ちだったのでしょう。ただ、そのような状況であえて『爆走数取団』を放送し、スタジオの張り紙に『リモコンでの殴打厳禁!』と書いた同番組には『さすがめちゃイケ! もう終わりだから怖いものナシだな』と称賛の声も寄せられていました」(同)
最終回を目前にして「全盛期のようだ」と評価された『めちゃ×2イケてるッ!』。このまま来年の春まで全力で駆け抜けてもらいたい。