『陸王』竹内涼真のライバルが弱すぎ!? 視聴者からブーイングの“肩透かし展開”
12月3日午後9時から第7話が放送される、池井戸潤原作の役所広司主演ドラマ『陸王』(TBS系)。視聴率は初回~第4話が14~15%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第5話は16.8%と自己最高記録を更新し、第6話も16.4%と絶好調だ。
同ドラマの主人公・宮沢紘一(役所)は、老舗足袋業者こはぜ屋の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から資金繰りに悩んでいた。そこで新規事業への参入を考え、足袋製造でこれまで培った技術が生かせる、“裸足感覚”を追求したランニングシューズ「陸王」の開発を始める。
第6話では、アトランティス社からのスポンサーの話を蹴って、「陸王」を履くことを選んだ実業団ランナー・茂木(竹内涼真)が「ニューイヤー駅伝」に出場。茂木の所属するダイワ食品チームは、エースの不調などもあって先頭から大きく差をつけられる中、第6区のランナー・茂木にタスキがつながる。
アトランティス社のシューズを履くライバルの毛塚(佐野岳)に、かなり差を開けられていたものの、茂木は次々とランナーを抜き、ついに追いついてみせる。だが、そこからしばらくは、茂木が毛塚の後方にぴったりとつき、膠着状態が続く。そしてそのまま残り1kmほどとなった頃、強風で毛塚が少しバランスを崩した瞬間に、茂木は一気にスピードを上げて抜き去ることに成功。実は毛塚を風よけに使って体力を温存し、勝負のタイミングを見計らっていたのだ。
「この茂木と毛塚の因縁の対決に、ネット上は“毛塚の弱さ”をツッコむ声が続出。『茂木のライバルのくせに、しょぼすぎでしょ』『ハンデある茂木にボロ負けするって、毛塚くんひどすぎるよ』『風ごときでふらつく毛塚さん……』『毛塚って強そうなキャラだったのに、弱すぎない?』と、ガッカリされているようです」(芸能ライター)
第7話では、「陸王」のアッパー素材を提供してくれていたベンチャー企業「タチバナラッセル」との契約がアトランティス社に横取りされ、再びこはぜ屋は窮地に立たされる。契約が切れる3月までに、なんとか新たな供給先を探さなければ、「陸王」の生産はストップしてしまうのだが、話を聞いてもらえる企業が見つからずに悪戦苦闘。茂木のためにも、一丸となって、必死に協力してくれる企業を探すものの、ソール素材である「シルクレイ」製造機にまでトラブルが発生してしまう。
「これまで『うまくいきすぎ』と指摘されていた同ドラマですが、第7話にしてどん底に落ちていくようです。この危機をどう乗り越えていくのかが、大きな見せ場になるかもしれません」(同)
果たして、つらい展開の始まりは視聴率にどんな影響をもたらすのだろうか。次回も見逃せない。