嵐・櫻井翔主演『先に生まれただけの僕』第7話、結婚を望む生徒を諭す校長に親世代のファンが共感!
嵐・櫻井翔が主演を務めるドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)の第7話が11月25日に放送され、平均視聴率は8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
本作は、商社の出向辞令で突然高校の校長となり、経営再建を任された若き商社マン・鳴海涼介(櫻井翔)が、たちはだかるさまざまな教育現場の現実とぶつかりながらも奮闘する、新しい社会派学園ドラマである。第7話は、現代社会教師・真柴ちひろ(蒼井優)が2年3組・三田ほのか(山田佳奈実)の母親から、娘が「高校を卒業したら大学には行かず結婚したい」と言われて困っているという相談を受けるというところから物語は始まった。
三田の相手は12歳年上。真柴はこのことを鳴海と副校長・柏木文夫(風間杜夫)に報告し、三田に直接話を聞くことになるが彼女の意思は固く、相手の男性も真剣に結婚を考えているようだった。鳴海はどうしてもこの結婚が正しい選択だとは思えなかったが、うまく言葉にすることができずにいた。
一方、鳴海の婚約者・松原聡子(多部未華子)は、学校の業務で忙しい鳴海とはなかなか会えないうえ、大きなプロジェクトを任され、ますます忙しくなっていた。その裏には鳴海を快く思わない樫松物産専務・加賀谷圭介(高嶋政伸)が、鳴海と松原の仲を引き裂こうとする策略があったのだ。そのことを知った松原は鳴海に連絡を取ろうとするが、鳴海は相変わらず学校運営に夢中で、結局また会えないままとなった。
そうこうしているうちに、三田の結婚のウワサがネット上で広がってしまう。そのことを問題視した鳴海と真柴は、三田と三田の母親、そして相手の男性も学校へ呼び出し、話し合いの場を設けることになった。それでも結婚を譲らない三田。鳴海は相手の男性に対して、「彼女の将来の選択肢を奪うことになるのでは?」と諭そうとするのだが……。
今回は「結婚や進学」「自立」「専業主婦」「親子」そして「ネット」と、現代社会の問題をストーリーの中で紡ぎだす内容に。ネット上では、「うちも高校生の娘がいるので親として考えさせられました。親も子も直面するかもしれない問題ですね」「毎週すごく考えさせられます。やはり大人が本気で子どものことを、生徒のことを真剣に考えることを考えることが一番大切。大人の役割ですね」「母親の立場で泣いてしまった。娘のことを本当に思ってくれる真柴先生、鳴海先生の言葉はありがたい」と子どもを持つ親からの感想など多くの声が寄せられた。
ドラマのいよいよ佳境にさしかかり、校長姿がすっかり板についてきた鳴海。聡子との恋愛も動き出しそうな予感が……。学校運営の行方とともに見守りたいところだ。