KinKi Kids堂本光一主演『SHOCK』新キャスト発表も、「戸惑う」「熱愛のウワサが……」とファン困惑
いまやジャニーズを代表する舞台のひとつとなった、KinKi Kids堂本光一が座長を務めるミュージカル『Endless SHOCK』。2005年より今のタイトルになった『SHOCK』シリーズは、00年から毎年続いており、これまでに1,500回以上上演されてきた息の長い歴史ある舞台である。つい先日、今年の公演『Endless SHOCK 2017』を終えたばかりだが、早くも来年2月4日から東京・帝国劇場にて同舞台の上演が始まると11月22日に発表され、ファンを歓喜させた。
その一方、光一以外の主要キャストがガラリと変わることとなり、困惑するファンの声が多数上がっている。
そもそも『Endless SHOCK』の物語には、ショーに人生を捧げる主人公・コウイチ(光一)と、彼とともにステージを作り上げるカンパニーが登場する。さらに欠かせないのが、コウイチの幼なじみでライバルとなる存在と、ヒロイン役のリカ、そして劇場のオーナー役である。これまでライバル役には、タッキー&翼・今井翼、関ジャニ∞錦戸亮、生田斗真が出演してきたが、ファンの間でなじみが深いのは、2008年からライバル役を務めることとなった屋良朝幸と、10年から屋良とともにライバル役を務めた内博貴。直近の公演『Endless SHOCK 2017』でも、2・3月公演で屋良が、9・10月公演で内がライバル役を演じていた。
ヒロイン役のリカはその年によって出演者が異なるが、歌手で女優の神田沙也加や、04年度に放送されたNHK連続テレビ小説『わかば』で主演を務めた原田夏希など、実力派ぞろい。さらにオーナー役は、近年女優の前田美波里に定着していた。しかし来年の公演では、この3役が大きく変更されることとなった。
まず気になるのは、これまで光一の後輩たちが演じてきたライバル役。来年はなんと、後輩とはいえ光一と年齢がひとまわりも離れている中山優馬が務めることに。この年齢差だと、コウイチの幼なじみというよりは、コウイチが“憧れの存在”になりそうな気もするが、22日に行われた制作発表会見では、キャストの変更によるストーリーの変更は「特にございません」と光一が名言している。また、劇中でのコウイチは25~27歳の設定とのことで、光一は「そんなに離れてもいないし、僕も歩み寄ろうかなと思っている」と、役作りへの意気込みを語っていた。
しかし、ファンは“年下過ぎるライバル”に少し違和感があるようで、「次のライバルは優馬くんか~。頑張ってほしい気持ちはあるけど、30代の屋良くん・内くんと来てたから、いきなり若くなって正直戸惑うなあ」「優馬が『SHOCK』か~! うれしいけど、ライバルって感じじゃないような……」といった声もチラホラ見受けられる。
またヒロインのリカ役は、以前Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔と“熱愛”がささやかれたことがある女優の瀧本美織に決定。これにもファンから「ヒロイン役はどうなの? ジャニタレとウワサがあった人を起用するんだ~ってビックリ」「え? 瀧本さんジャニーズと共演するんだ。しかもよりによって『SHOCK』かよ……」という声が上がっており、まさにショックが大きいよう。オーナー役も前田から日本を代表するミュージカル女優の久野綾希子に変わったが、それでも「『SHOCK』といえば美波里さんのイメージが強かったから寂しい」と、ファンは肩を落としているようだ。
前出の通り、大幅なストーリー変更はないようだが、主要キャストがガラリと変わったことで、新たな『Endless SHOCK』になることは間違いないだろう。どんなステージを見せてくれるのか楽しみにしたい。