【オタクの人生を狂わせた“亀梨和也”という男について】第2回 自己プロデュース力に感服!「カズヤの夢女」になりかけた話
こんにちは、特盛です。KAT-TUN亀梨和也ソロコンサートツアー『The一(ファースト)~Follow me~』に行って気が狂ったコラム第2回、今回は公演の感想を語りたいと思います。ツアー無事終了しましたからね! 亀ちゃん本当にお疲れ様でした!!
■第1回 「バンド・二次元オタクの私が、『Follow me』に行ってしまうまで」
さて、初めて生の亀梨くんを見たワケですが、なんと言っても初見の印象は「本物だ~~!!」でした。本物なんだから当然なんですが、頭から手足の指先まで隙がなく、徹底的に“アイドル”だという印象でした。オーラが、オーラがすごかった……。
亀梨くんは“セクシーキャラ”というか、セクシーさを求められてて、かつそれを自覚していて。さらにそれに応える以上のパフォーマンスをこなして、期待通りの「キャー!」って声援を浴びて……。亀梨くん、ファンからの歓声を聞いて満足そうに笑うときがあるじゃないですか? そういう“男の自己プロデュース能力”と、サービス精神の高さがまさに理想のアイドル! って感じでした。私は擬似恋愛を楽しむ、いわゆる“夢女子”ではないのですが、それでも「カズヤの夢女」になりそうだったし、最終的に「カズヤ~~!!!」って叫ぶ選択肢しかなかったです。そして顔が良い。これに尽きる。
それと私は「ドッキリ企画」なんかでよくある、一般人のうしろからタレントご本人登場! で腰抜かすアレが微笑ましくて好きなんですが、今回のツアーではそれに似た場面がありました。ホールツアーだったので会場が狭かったこともあってか、MCでは亀梨くんがランダムにお客さんをロックオンして声かけてて、それに「はわわ~~!!」って涙目になってる女性たちの最高のリアクションが見られたんです。「これこれ! アイドルがよくやるやつ!!」って感じで最高でした。ジャニオタってかわいい。
ステージを通して特に印象的だった曲は、「亀梨ソロといえばこれ!」「中性的な美しさが炸裂し、殺傷力の高さがヤバイ」とおウワサはかねがね伺っておりました、的ポジションの「1582」(09年、アルバム『Break the Records -by you & for you-』収録)でした。圧巻! 今回ツアーに不参加だった友人からも「あれを生で見たのか!? すごいことなんだぞ!!」と羨ましがられるくらいには“亀梨ワールド”すぎて、ペンライトを握ったまま振ることを忘れ、口をポカーンと開けて見つめるしかできなかったです。いきなりクオリティの高い殺陣が始まったのもわけわかんなくてすごい……ミュージカルか!?
そして、全体を通してとにかく“飛ぶ”。「リボンフライング」という名称だと教えてもらったんですが、一体アレはどうなってるんだ? ミュージカルかと思ったら今度はサーカス。サラッとこなしてるけど、かなり筋力とか使う技術では……と驚きました。ポールダンスをしながら飛んでるのも驚いたし、お月様に乗って出てきたのも衝撃すぎて驚きました。「なに……? 亀ちゃんは妖精とか王子様の類いだったの……?」と、二次元すぎて「びっくりした」しか感想が出てこない状態に(笑)。
妖艶なパフォーマンスで釘付けにさせたかと思えば、カッコいいダンスで魅了するし、MCでは冗談を交えつつかわいらしい雰囲気を醸し出し、次の瞬間「オレKAT-TUNよ?」とワルそうな顔で突き放す……。クルクルと表情を変える亀梨くんに、オタク女は翻弄されっぱなしでした……罪な男!
前回も言いましたが、今まで自分はアイドルとは無縁だったんですけど、今回実際にジャニーズのステージを体感して、みんながアイドルにハマる気持ちがわかる気がしました。こんなの観ちゃったら、担当にはおいしいものいっぱい食べて、エステに行ってキレイになって、高いお洋服着てルブタンのお靴はいてて……! ってなりますもん。アイドルは、我々の給料で守っていかねばならない存在ですよ……! 大袈裟に聞こえるかもしれませんが、「これであと半年は頑張れる」って本気で思ったし、自分も頑張らないと……と思いました。そのせいで、コンサート帰りになぜか友人と“反省会”が繰り広げられました(笑)。
だって、あんなに濃密なステージを1日2公演こなすとか、本当にとんでもないことですよ! ジャニーズではみんな1日2公演なんて普通、むしろジャニーズJr.は3公演やるよ! なんて聞いたことありますけど、ジャニオタみんな感覚麻痺してますってば! お芝居等の舞台と違って、ステージに立ちっぱなしで歌って踊って飛ぶんですよ!? すごい! アイドルすごい! もっとすごい自覚持って!(笑)
すみません、興奮してきたので今回はこのあたりで。それにしても、コンサートが終わって会場からタクシーで駅まで向かって、ごはん食べて新幹線に乗るまでの間ずっと圧倒されっぱなしで、ため息以外ほぼ無言だったことなんて人生で初めてでしたよ……罪な男!