『奥様は、取り扱い注意』安易なレイプ設定に「女性軽視」「チープな脚本」と視聴者嫌悪!
11月15日午後10時から第7話が放送される、綾瀬はるか主演『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。視聴率は初回が11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話以降は11~14%台と好調を維持している。
同ドラマは、波瀾万丈でワケありの過去を捨て、閑静な高級住宅街で新婚生活を送っている専業主婦・伊佐山菜美(綾瀬)が主人公。合コンで一目惚れしたIT企業経営者の夫・勇輝(西島秀俊)と穏やかな暮らしを送っていたが、1年とたたないうちに、ご近所の幸せそうに見える主婦たちがさまざまなトラブルを抱えていることに気づく。そんな彼女たちのトラブル解決に、菜美が乗り出していくストーリーだ。
第6話では、菜美が主婦仲間の優里(広末涼子)、京子(本田翼)とともにフラワーアレンジメント教室に通い始め、教室で知り合った主婦・冴月(酒井美紀)から町の広報誌の取材を申し込まれる。取材当日、菜美が冴月宅を訪れると、玄関の前に彼女の友達である靖子(芦名星)と千尋(原田佳奈)の姿が。冴月から「遅れるから先に入っていて」との連絡が入ったため3人が家に入ると、リビングにはなんと冴月の夫・達郎(竹財輝之助)の死体が横たわっていた。
こうして事件の第一発見者かつ容疑者の1人とされてしまった菜美は、自力で事件を解き明かそうと奮闘。その結果、この事件は冴月、靖子、千尋の3人で仕組んだものだとわかるのだった。
「靖子と千尋は、学生時代に達郎にレイプされた経験があり、それから15年後に偶然再会したため復讐を決意。冴月は“女として女の痛みを見過ごすことはできない”と、2人に協力したというのが事件の真相でした。しかし、この内容に対して『安易にレイプ設定とか入れるなよ』『こんなチープな内容でレイプを扱うな』『女性を尊重したドラマに見せかけて、レイプをこんなふうに扱う時点で、女性を軽視してるよね。脚本にドン引き』といった声が上がっています」(芸能ライター)
第7話では、菜美、優里、京子の3人が探偵のような仕事をしているというウワサを聞きつけた主婦仲間の友恵(霧島れいか)が、3人に人探しをしてほしいと頼みにやってくる。余命半年を宣告された友恵の望みは、死ぬ前に大学時代の恋人にひと目会うことだった。
一方、京子は夫・渉(中尾明慶)の浮気を疑うが、正面から話し合うのが怖いため、結局見て見ぬフリをしてしまう。さらに、夫・啓輔(石黒賢)のモラハラ気味の態度に耐えかねた優里は、ママ友に誘われた合コンに行くことを決意するのだった。
「第7話では、今までの募りに募った妻たちの不満に焦点が当てられるようです。それぞれの家庭がどんな結末を迎えることになるのか、期待が高まりますね」(同)
『奥様は、取り扱い注意』はこのまま好調を維持し続けることができるのか。ドラマ後半の展開も注目だ。