『奥様は、取り扱い注意』より悲惨!? パート仲間に“窃盗”を疑われ退職、「真犯人」は風俗落ち
綾瀬はるか主演の連続ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。特殊工作員という過去を持つ専業主婦の綾瀬演じる主人公・伊佐山菜美が、同じセレブ住宅街に暮らす、主婦友の大原優里(広末涼子)や佐藤京子(本田翼)と共に、主婦の間で起きるさまざまなトラブルを解決していくというストーリー。
11月8日放送の第6話では、菜美がフラワーアレンジメント教室に通い始め、そこで出会った冴月(酒井美紀)に、菜美は町の広報誌の取材を申し込まれる。取材当日、菜美が冴月の家へ行くと、なんとリビングには冴月の夫・達郎の死体が! 現場の状況から「容疑者の1人」として捜査に協力することになった菜美は、自らの手で事件を解決しようとする……という展開だ。
殺人とはいわないが、無実の窃盗の罪をかぶせられたと語る聡美さん(仮名・28歳)。その濡れ衣のせいで、聡美さんは勤めていたパート先を辞めるハメになった。
「子どもの受験のためにパートを探していて、見つけたのはショッピングモールに入っている子ども服店でした。パートスタッフは主婦ばかり。そこで出会ったのがAさんで、私と年も近いのですが、勤務歴も長く、パートの中ではリーダー的な存在。見た目は少しギャルっぽいけど、新人の私にも優しかったです。お茶に誘ってくれたり、子どものお下がりをくれたりしました」
Aさんと仲良くしていた聡美さんだったが、ほかのパートスタッフから忠告を受ける。
「『Aさんとはあまり仲良くしない方がいい』と言われたんです。理由を聞くと、『あまり良いうわさを聞かないから』としか教えてもらえませんでした。今思えば、Aさんはリーダー格でしたので、それ以上は言えなかったのかもしれません。店長は店の雰囲気に厳しい人だったので、スタッフは皆、表向きは和気あいあいとした空気を演じていましたね」
そのうわさは、さほど気にしなかったという聡美さん。だが、勤めて半年ほどたった頃、事件が起きた。
「その日、夫が子どもを連れて実家に帰っていたので、ラストまでシフトを入れてたんです。ラストまでいたのは私1人だったので、レジを締めて帰りました。1日の売上金は本社の金庫に入金するのですが、釣り銭用の固定のレジ金は10万円残すんです。パートを終えて、私も夫の実家へ帰りました」