『先に生まれただけの僕』高嶋政伸が革靴で体育館に……「土足禁止」「床傷む」と批判の嵐
11月11日午後10時から第5話が放送される、嵐・櫻井翔主演の『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)。視聴率は初回10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話7.5%、第3話10.5%、第4話7.7%と、回ごとに大きく揺れている。
同ドラマは総合商社・樫松物産に勤める鳴海涼介(櫻井)が主人公。抜群の営業力で成績優秀だが、会社が経営する毎年赤字の私立京明館高校の経営再建を任され、なんと35歳で商社マンから校長先生になる。
第4話では、生徒たちの勉強に対する意欲を向上させるべく、鳴海は授業にアクティブラーニング(学修者主体の能動的な学習法)を導入したいと教師たちに提案する。すると教師の間では、賛成派と反対派に分かれることに。
結局、受験が近い3年生を除いた、1~2年生の授業でアクティブラーニングを導入し、生徒から好評を得ることに成功。しかし一方で、疎外感を感じた3年生が下級生にやつ当たりしたり、教師に抗議したりする事態に発展してしまう。そこで鳴海は3年生を体育館に集めて、社会に出た後の理不尽さなどを説いていくのだった。
「樫松物産の専務で鳴海の上司・加賀谷(高嶋政伸)が、鳴海の様子を見に体育館を訪れていたのですが、ネット上では、『革靴のまま体育館に入っていたのでは』との指摘が多数上がったんです。『専務が体育館に土足で入ってきたの、すごい気になった』『専務! 体育館は土足禁止!』『革靴で体育館入らないでー。床が傷む』などのコメントが続出していました」(芸能ライター)
第5話では、京明館高校のオープンキャンパス開催を知った鳴海が、教師たちに「生徒たちにも協力してもらい、高校の魅力をアピールしていきたい」と提案。そこで2年3組の教師・ちひろ(蒼井優)が、クラスで「オープンキャンパスでのメインイベントを考えてみてほしい」と相談したところ、生徒たちはすっかり乗り気に。「自分たちの学校の魅力を伝えるには、どうしたらいいか」と知恵を絞る生徒たちの様子に、ちひろは教師としての喜びを感じていく。
さらに鳴海は、ある狙いから樫松物産社長・原(小林勝也)にもオープンキャンパスに来てほしいと直訴。しかし、そんな鳴海の行動を疎ましがる加賀谷は、保健室の先生である沙織(井川遥)に接触し、校内で鳴海に反発している教師の名前を聞き出そうとするのだった。
「加賀谷は鳴海になにかと厳しく当たっているのですが、視聴者の間ではこの理由について『鳴海のさらなる成長を促すためにあえて厳しくしている』説と『鳴海に自身の立場を奪われかねない危機を感じて、潰そうとしている』説が浮上しています。今のところは単純に潰そうとしているようにしか見えないのですが……」(同)
果たして高校の建て直しと、鳴海の職場復帰の行方は? 次回も要注目だ。