カルチャー
恐ろしい悪用

『奥様は、取り扱い注意』より過激!? 家出した主婦が語る、モラハラ夫が企てた驚愕の“SNS人探し”

2017/11/01 22:30
友香さん(仮名・28歳)

 綾瀬はるか主演の連続ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。綾瀬演じる主人公・伊佐山菜美は、特殊工作員という過去を持つ専業主婦で、同じセレブ住宅街に暮らす、主婦友の大原優里(広末涼子)や佐藤京子(本田翼)とともに、主婦の間で起きるさまざまなトラブルを解決していくストーリー。

 11月1日放送の第5話では、夫・啓輔(石黒賢)の、何げない一言でたまりにたまった不満を爆発させた優里が、ついに家出を決意。また、同様に夫に不満を抱えた菜美と京子も、優里とともに家を飛び出してしまう。妻の家出に気づいた勇輝(西島秀俊)と渉(中尾明慶)、啓輔が対策を話し合う……という展開だ。

■モラハラ夫に、人前でけなされることも

 ドラマのように家出した主婦、友香さん(仮名・28歳)。友香さんが家出する原因となったのは、亭主関白な夫のモラハラだったと話す。

「生活費は最低限しかくれず、私がパートに行きたいと言っても『嫁を働かすことは家の恥』と言われ、働かせてもらえませんでした。休みの日も、夫は友人や同僚と趣味のゴルフや飲み会に出かけていましたが、私は留守番。お小遣いのない私の唯一の楽しみは、友人とお茶するくらい。買い物も、ほとんどできませんでした」

 夫からのモラハラは、それだけではなかった。

「夫は家に友人を招いて飲み会を開くのが好きだったのですが、お酒と料理を用意するは私の役目。さらに、片付けも私の役目でした。私が少しでも反抗すれば、友人の前で『コイツは本当にできない奴で……』と、けなされました。人前でけなされるのは、夫の両親の前でもありました。義父も亭主関白なので、それが当たり前だと思っているのか、フォローすらしてくれませんでした」

 そんな生活が数年続いた頃、ついに友香さんは怒りを爆発させる。

「地元の祭りの時期に、自治会の役員をしている夫と近所の挨拶回りに行かされました。連日の挨拶回りで疲れてしまい、人前で疲れた顔をしていたら、ものすごく怒られたんです。その瞬間、私の中で何かが爆発してしまい、初めて声を荒らげて夫とけんかしました。『出てけ』と言われたので、じゃあ出て行ってやろうと、夫のいない時間に荷物をまとめて実家に帰ったんです。すぐ実家に連絡が来ましたが、親に『家には帰っていない』と言ってもらいました。親は私の状況を知っていたので、同情してくれたのかもしれません」

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