『奥様は、取り扱い注意』誘拐された子どもの「食事シーン」に視聴者が困惑したワケ
11月1日夜10時から第5話が放送される綾瀬はるか主演の『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。視聴率は初回11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話11.3%、第3話12.4%、第4話11.2%と、安定して2ケタを維持している。
同ドラマは、波瀾万丈でワケありの過去を捨て、閑静な高級住宅街で新婚生活を送っている専業主婦・伊佐山菜美(綾瀬)が主人公。合コンで一目惚れしたIT企業経営者の夫・勇輝(西島秀俊)と穏やかな暮らしを送っていたが、1年とたたないうちに、ご近所の幸せそうに見える主婦たちがさまざまなトラブルを抱えていることに気づく。そんな彼女たちのトラブル解決に菜美が乗り出していくストーリーだ。
第4話では、町内の豪邸に住む主婦・美佐子(星野真里)が開いている「読書会」に、菜美は主婦友の優里(広末涼子)、京子(本田翼)とともに参加。そこで美佐子の息子・悠斗を見た菜美は子どもが欲しくなったものの、勇輝にはぐらかされてしまう。
数日後、悠斗が誘拐される事件が発生し、犯人は身代金を要求。菜美は美佐子宅を訪れ、事件の詳細を聞くことになるのだが、「美佐子の夫・光雄(古屋隆太)が事件を頑なに自分たちだけの手で解決しようとする点」また「犯人が身代金の受け渡しに悠斗の家庭教師・真純(佐野ひなこ)を指名している点」に違和感を覚える。
「今回は、犯人グループが悠斗に食事を与えるシーンにツッコミが噴出しました。犯人の1人である青年が、バターやメープルシロップをかけた手作りのホットケーキを、目隠しされている悠斗に小さく切って食べさせていたのですが、おどろおどろしいBGMを流してたっぷり尺を取っていたにもかかわらず、特に何も起こらなかったのです」(芸能ライター)
ホットケーキのシーンには「やたら長い時間取ってたけど、完全にいらなかったよね?」「何のためのシーンだったの? 意味不明」「誘拐した子どもに、わざわざホットケーキを作るってなんだよ」「この無名の俳優を映さないといけない契約でもあったのかな?」などと疑問の声が。この青年はその後、特に何の見せ場もなく、菜美にあっさりとやっつられて、事件も解決に至った。
第5話では、夫への不満が爆発した菜美、優里、京子が家出を決行。3人でラーメンを食べるなど、家出を謳歌する一方、妻に出ていかれた夫たちも3人で集まり、妻が出ていった理由などを話し合う。さらに妻たち3人は、普段は訪れないクラブへと足を踏み入れたものの、なんと怪しい男たちに京子が連れ去られる事件が発生してしまうという。
「第5話では、今まで少ししか出番のなかった“夫組”の出演時間が多くなりそうです。これまで、勇輝の見せ場がほとんどなく、ネット上では、ファンから『西島秀俊の無駄遣い』といった不満の声が多く上がっていたため、期待している人も多いのではないでしょうか」(同)
妻のいない前で、夫たちはどんな本音を語るのだろうか。第5話も見逃せない展開が続きそうだ。