コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第387回】

「伝説」という言葉で、嵐・松本潤の“二股”を抹殺する「女性セブン」

2017/10/24 21:00
「女性セブン」11月2日号(光文社)

下世話、醜聞、スキャンダル──。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 安倍自民党の圧勝。力が抜けた。安倍一強に疑問を呈している人は多いのに。民主党の迷走、無意味に注目された小池劇場のドタバタ、小選挙区、台風などいくつも重なり合った要因。加計学園は開校し、原発再稼働に憲法改正とやりたい放題なのか──。

第387回(10/19~10/24発売号より)
1位「松潤 井上真央“伝説”のふたり『ああ12年交際の秋風』」(「女性セブン」11月2日号)
2位「美智子さま 『切なるお言葉』に込められた『反核と平和』政府への憂慮!」(「女性自身」11月7日号)

3位「瀬戸内寂聴 『青空説法』38」(「女性自身」11月7日号)

 SMAP解散で“裏切り者”イメージがついたキムタクだが、もう1人、すっかり“鬼畜”のイメージが定着してしまったのが嵐・松本潤だ。

 そう、昨年末の「週刊文春」(文藝春秋)2017年1月5日・12日号で報じられた二股交際の内容があまりに鬼畜だったから。そんな騒動もありつつ相変わらず注目されるのが、井上真央との関係だ。そして今回「女性セブン」が強調しているのが“2人はずいぶん前、少なくとも2~3年も前から終わっていた”というもの。

 ほんまかいな。しかしそれを裏付けるべく、記事では2人の交際が時系列で紹介される。そのキーワードは“伝説”だ。例えば2人が出会い、交際のきっかけとなったドラマ『花より男子』(TBS系)だが、ドラマの設定があまりに鮮烈で「“現実でもつきあっているのでは”という願望に似た噂が流れ始める」。14年5月の「フライデー」(講談社)による焼肉デート報道も、「共演者で仲のいい生田斗真(33才)も一緒」。さらに「ここ3年、仲間を交えた飲み会の席にも井上の姿は一切見られていない」。そして井上が交際を否定しないのは事務所に何もしゃべるなと厳命されたからで、井上本人も、「フライデー」の報道直後に、ごく近しい関係者に「つきあっていない」と明言した、などなど。

 つまり、うわさや願望といった言葉を使用し、“ずっと前に破局している”、いや、あわよくば、井上との交際など実態がないことをイメージづけようとしているとしか思えないものなのだ。

 「セブン」は前号でも、中居正広の“二股疑惑封じ”とも取れる記事を掲載したが、今回も!?

 でも、「文春」では松潤と二股された葵つかさは、報道の4年前に出会い、その直後から付き合っていたというから、現在で換算すれば4年10カ月前から二股がスタートしたことになる。やっぱ、二股じゃないか。しかも、当初は松潤と井上の関係を知らなかった葵が、後に松本に井上の存在を質した際、松本はこう言い放ったと「文春」は報じていた。

「それ以上、彼女のことを言ったら殺すよ」

 “伝説”なんて言葉で、“二股”をなかったことにしたかったかもしれないが、やはりフェイクは綻ぶ!?

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