『わろてんか』千葉雄大、“ナレ死”で視聴者驚愕! 松坂桃李演じる藤吉は「ポンコツすぎ」
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!
『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が、笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。
■10月14日(土)/12話~10月20日(金)/17話
12話は、余命わずかだと言われていたてんの兄・新一(千葉雄大)が亡くなり、仏壇に話しかけるてんと妹・りん(堀田真由)の姿からスタート。前話では生きていた新一のまさかの死に、視聴者からは「兄さまがナレ死してる……」「急すぎてびっくりしたわ!」「死ぬとは思ってたけど、もうちょっとちゃんと描いてほしかった」といった声が上がった。また、長男の新一が亡くなったことで、藤岡屋を継ぐことを決意したてんは、製薬会社の息子・栞(高橋一生)に一度は破談になった縁談を、もう一度結んでほしいと手紙を書く。後日、手紙を受け取った栞が、てんの元を訪れる。縁談の話は断られてしまうが、栞はてんが手紙と一緒に送った、薬学に関する新一の論文に興味を示し、資金援助を申し出るのだった。
てんと藤吉が偶然再会するシーンからスタートした13話。実は藤吉は自分が売れっ子芸人だと、てんにウソをついており、芸人としてはまったく芽が出ていない状態。てんは藤吉に思いを寄せる旅芸人のリリコ(広瀬アリス)からそのことを聞かされ、さらに大阪・船場の大店(おおだな)の長男坊だと明かされる。
14話では、藤吉への思いを断ち切ろうとするてんが、藤吉の芸人仲間・キース(大野拓朗)が起こした喧嘩に巻き込まれ、てんをかばった藤吉が大怪我を負ってしまう。見せどころだったにもかかわらず、嘘をつき続け、芸人としてもいまいちの藤吉に、視聴者からは「藤吉さんが思いのほかポンコツすぎる」「良いとこなしでもったいない」「努力してるし頑張ろうとしてるんだけど、空回りしすぎで痛い」「てんちゃんは絶対に栞様を選ぶべき」といった声が続出。中には、「てんちゃんの子役時代から、藤吉さんだけ松坂桃李が演じてるのは、その頃から一切成長してないってことを表現してるのかな」と推測する人もいたようだ。
てんたちが大怪我をした藤吉とキースを藤岡屋の蔵で匿う様子が描かれた15話。しかし、藤吉の不在に気づいたリリコが藤岡屋に乗り込んできて、てんの父・儀兵衛(遠藤憲一)に匿っていたことがバレてしまう。
16話では、激怒した儀兵衛が藤吉らを追い出し、てんを蔵に閉じ込めるが、藤吉は毎夜こっそりてんに会いに来る。そのことに気づいた、てんの幼馴染で藤岡屋の手代・風太(濱田岳)は、野宿をしている藤吉のもとに乗り込むのだった。
風太が藤吉に「てんを諦めろ」と詰め寄るシーンからスタートした17話では、風太の行動がきっかけで、藤吉は自分がてんに惚れていることに気づく。しかしある日、藤吉が蔵を訪れているところを儀兵衛に見つかってしまう。
不甲斐ない藤吉の姿に不満の声も上がる同作。松坂演じる藤吉が、その魅力を存分に発揮する日が来ることを期待したい。