宮根誠司、『ミヤネ屋』降板&フジ移籍報道の真相――芸能プロ関係者「あり得ない」と一蹴
宮根誠司が、放送11年目となる自身の冠番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)から降板するという仰天情報が飛び出した。10月19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、宮根は来年4月からフジテレビ系でスタートする報道番組の司会が内定しているという。しかし、双方の局関係者に事情を聞くと、意外な反応が返ってきた。
記事によると、フジは視聴率の巻き返しを図るべく、夕方のニュース番組でのテコ入れを計画中だという。そして、同局の『Mr.サンデー』でMCを務める宮根を、読売テレビから移籍させるべく、水面下でオファーを行っていたようだ。
「確かにオファーをしている気配は感じましたが、その後、まったく話を聞かないので、宮根サイドはあっさり断ったのでは。宮根サイドは、今回の『文春』記事しかり、こうした情報がマスコミに出回ってしまう今のフジの状況に、不信感を募らせているというのが実情だと思います」(フジテレビ関係者)
また、『ミヤネ屋』を放送している読売テレビ関係者も、宮根の降板については懐疑的のようだ。
「お膝元の大阪だけでなく、東京の制作チームとも数カ月に1度は“決起集会”を行っていて、今年、宮根さんはその席で『許される限りは、10年でも20年でも続けていきたい』と宣言していたそう。会費は全て宮根さん持ちでしたし、番組もリニューアル直後とあって、打ち切りの気配は皆無です」
しかし宮根の所属事務所・テイクオフは、今回の報道に関して静観の姿勢を取っているようだ。
「マスコミからの宮根降板に関する問い合わせには、『担当者不在』と繰り返すのみ。そのせいで、逆に降板の信ぴょう性が高まったと見る社もあるようですが、単に『波風を立てたくない』だけにも感じます」(スポーツ紙記者)
現状、多くの関係者は「降板はない」と見ているようだ。宮根と交流がある芸能プロ関係者も、「読売テレビに打ち切られるか、本人が辞めたいと強く希望しない限り、終了はあり得ない」と話す。
「フジは、『文春』が取材をかけた直後から、情報を流した犯人探しに躍起になっていました。この動きを見ると、フジ側が宮根を獲得したいと考えているのは事実でしょうが、肝心の本人にその気がない以上、話が進むことはない。今回の記事は、フジにとってもむしろマイナスになってしまったのでは」(前出・芸能プロ関係者)
現状、宮根サイドは沈黙を貫いているものの、本日の『ミヤネ屋』番組内で、本人が何かしらのコメントを出す可能性も。芸能メディア関係者は、オープニングのトークで「文春」に触れるかどうか、固唾を呑んで見守っている。