出雲大社で星条旗、ひめゆりの塔で「気持ちよくない」……“常識外れ”ざわちんの危険度
ものまねメイクで知られるざわちんが昨今、かなり“おかしい”らしい。自分のアフィリエイトブログに、一般人が撮影した東京ディズニーシーの写真を「無断転載防止」のクレジットを消してアップ。「雨上がりのディズニーシーは最高」という文言まで、撮影元の一般人と同一だったという。
他人の画像を、さも自分の物のようにSNS上で投稿する行為は法律に触れるのだろうか?
「他人が撮影した風景を自分が撮ったことにして『世間に喧伝してやろう』という意図でダウンロードしていた場合、その時点で、複製権(著作権法21条)の侵害になりますし、 さらにTwitterのサーバーにアップした時点で複製権侵害と公衆送信(送信可能化)権(著作権法23条1項)の侵害にあたる可能性が高いです」(法曹関係者)
だが、こうしたネットリテラシーの欠如以前に、人としての常識に欠けるのがざわちんの真骨頂だ。
「沖縄に修学旅行に行くというフォロワーから『行った方がいい場所はあるか』と聞かれたざわちんは、『ひめゆりの塔』と答えたまではよかったものの、その語尾に “笑”をつけ、『ひめゆりの塔。笑』と投稿。さらに、それに続けて『気持ちはよくないけど色々考えさせられる場所だった!笑』と、またもや“笑”で終わらせていたのです」(同)
ひめゆりの塔は、太平洋戦争の沖縄戦を物語る慰霊塔。13~19歳までの前途ある少女たちが、負傷した兵士を看護するために戦地に赴き、その多くが米軍の攻撃で死亡、もしくは追いつめられて自決した。そんな悲惨な歴史の象徴に、「気持ちはよくない」と平気で語るメンタルはいかばかりだろうか。
それだけではない。昨年9月16日付のブログでは、島根の仕事帰り、飛行機の搭乗まで時間があるということでイベントの主催者に連れられて出雲神社に訪れたというざわちん。だが、「ハワイ帰り翌日だった」との理由で、「出雲大社」と刻まれた石碑の前で、アメリカの星条旗を両手に広げて写真に収まっている。
さらに今年8月2日、深夜2時2分に起きた茨城県を震源とする地震が起きたとき「ゾロ目」とTwitterでつぶやいて炎上。ただ、現在その一文は削除されている。
また、本業であるものまねメークでも、かなり手荒なことをしているという。
「ものまねメークのテクニックを素人にレクチャーしていますが、本来なら推奨できないような、目の粘膜に唇用のリップを塗るといったことを教えていますし、6月にオンエアーされた『UWASAのネタ』(日本テレビ系)では、一重の芸人であるザブングル・加藤歩を二重にするため、まぶたにヘアピンを刺すように押し込むなど、かなり危険な行為をしています」(同)
モラルもマナーも飛び越える、ざわちん。今も自撮り写真で芸能人の顔を“ものまね”しているが、その魔法のテクニックで、顔だけではなく自分の心も変えてほしいものだ。
(村上春虎)