実は知らない“隣のオタク”の恋愛事情!? 『浪費図鑑』の劇団雌猫が解き明かす
漫画に乙女ゲーム、ジャニオタからホストまで、さまざまなジャンルのオタク女子たちの浪費エピソードをまとめた『浪費図鑑』(小学館)が話題を呼んでいる。趣味に情熱を燃やす彼女たちの、恋愛事情はどうなっているのだろうか。オタク女子は自分の恋愛事情をSNSに書かない傾向にあり、オタク仲間の間でも恋愛ネタは「タブー化」されているというが、『浪費図鑑』の姉妹編にあたる同人誌『悪友 Vol.2 恋愛』には、オタク女子の恋愛エピソードが寄稿されている。この刊行を記念し、4人のオタク女子から編成される著者の「劇団雌猫」が、トークライブ『レ・レ・レンアイ〜オタクに恋は難しい?』を2017年9月30日に阿佐ヶ谷ロフトにて開催。オタク女子の恋愛あるあるネタや初恋の思い出トークなどを繰り広げた。
チケットは瞬殺だったとのことで、会場は超満員。熱気あふれる中、劇団雌猫のひらりささん、ユッケさん、かんさん、もぐもぐさんが登壇。それぞれ、初恋の相手はアニメやゲームの二次元キャラだったことを告白すると、会場からは同調するような笑いが起こった。
二次元キャラ勢を抑え、オタク女子「初恋の相手」堂々の1位は?
今回は、イベント参加者にあらかじめアンケートを実施。「恋愛に関するインターネットに書けないエピソード」の項目には多くの回答が集まった。「ネット婚活で知り合った人が、私のことを唯一神扱いしてきます」といった思わず笑ってしまうものや「オタク女子は自分の話を聞いてくれる男性にコロッといってしまう。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(フジテレビ系)の話に食いついてきて落とそうとした男に婚活アプリで出会った」というエピソードには、「オタク女子のみなさん、気をつけて!」と雌猫たちから忠告が。
「某芸能人の“一般女性”をしています(中略)彼へのTwitterへのリプライはLINEで返ってくるので楽しいです」というエピソードには会場から悲鳴にも似た叫びが上がった。そこから、「自分の担当(自分が推しているキャラやアイドル)にガチ恋するか」の話題へ。担当にはいつもガチ恋で、付き合いたいという人もいれば、付き合いたいキャラと推したいキャラが別だという意見も。このあたりは、オタク女子にしかわからない感覚であろう。ちなみにアニメオタクや乙女ゲームオタク、アイドルオタクなど種々のオタク女子に募ったアンケートでは、「初恋の相手」No.1は嵐の二宮和也で、この結果には雌猫と会場は大いに納得。